情報理工学部
京都市役所
岩崎 あかりさん
2017年 コンピュータ理工学部 卒業
- Keywords
- 公務員、情報システム
仲間と共に新しい装置の開発に取り組んだ研究活動
大学生活で印象に残っているのは、3年次秋からの1年半、研究に没頭したことです。
中でも、研究室のメンバーと一緒にコンテストに参加した時のことはよく覚えています。私たちのチームは、自分の胃の中を触っているような感覚を得られる装置「ストマックミキサー」を開発して出品しました。箱の中の模擬内臓を手でもむと、自分のおなかに巻いた振動ベルトが震えて感触を再現するので、体の状態に脳がつられて、自分のおなかが動くように錯覚させる装置です。便秘解消やストレス解消に役立つ装置ができないかと、みんなで試行錯誤しながら作りました。
チームで開発に取り組む経験は、自分にはない新しい発想に触れるいい機会になりました。さまざまな人の意見を取り入れることでどんどん改良されていき、この開発が将来的にどう役立っていくのかといった議論の中ではそれぞれの考え方に感心することも。今振り返っても、発想力が豊かな人たちが集まる学部だったんだなと思います。
中でも、研究室のメンバーと一緒にコンテストに参加した時のことはよく覚えています。私たちのチームは、自分の胃の中を触っているような感覚を得られる装置「ストマックミキサー」を開発して出品しました。箱の中の模擬内臓を手でもむと、自分のおなかに巻いた振動ベルトが震えて感触を再現するので、体の状態に脳がつられて、自分のおなかが動くように錯覚させる装置です。便秘解消やストレス解消に役立つ装置ができないかと、みんなで試行錯誤しながら作りました。
チームで開発に取り組む経験は、自分にはない新しい発想に触れるいい機会になりました。さまざまな人の意見を取り入れることでどんどん改良されていき、この開発が将来的にどう役立っていくのかといった議論の中ではそれぞれの考え方に感心することも。今振り返っても、発想力が豊かな人たちが集まる学部だったんだなと思います。
テクノロジーと社会のパイプ役として京都の街に貢献したい
今は、京都市役所の情報化推進室で、選挙関連・住民票関連のシステムの管理をしています。私の役割は、ユーザーとエンジニアとの「つなぎ役」。市役所には、市民の方々からの要望が多数寄せられます。大学での研究が現在の仕事と直接つながっているわけではありませんが、大学時代に装置の改良を重ねる中で学んだのは、実際に使う人の立場でモノを作ることや、自分以外の客観的な視点でアプローチしていくことの大切さ。さまざまな年齢・環境にある市民の方々が利用するものだからこそ、分かりやすいシステムが必要不可欠です。
また、システムの構築・調整をするために、システムエンジニアの方と専門的なやりとりをすることが多く、プログラミングの仕組みやIT関連の専門用語など基本を理解していないと話が進まないことも。1年次の必修科目でプログラミングの基礎を必死に学んでよかったと身にしみる日々です。
今後も大学で培ったIT技術と知識を駆使して、京都のより良い街づくりに貢献したいと思っています。
また、システムの構築・調整をするために、システムエンジニアの方と専門的なやりとりをすることが多く、プログラミングの仕組みやIT関連の専門用語など基本を理解していないと話が進まないことも。1年次の必修科目でプログラミングの基礎を必死に学んでよかったと身にしみる日々です。
今後も大学で培ったIT技術と知識を駆使して、京都のより良い街づくりに貢献したいと思っています。
※掲載内容は取材当時のものです。