データ活用の環境について

学長室IR推進室では、データ駆動型教育の実現や意思決定に向けて、「統合データベースの整備」と「BIツールの活用」を推進しています。

統合データベースの整備

データ駆動型の教育を行うためには、入学試験、学籍、成績、履修、面談履歴、課外活動、奨学金、進路指導、図書利用等、各部局に点在している様々なデータを組み合わせて分析を行うことが求められます。そこで、学長室IR推進室では、各部局に分散するデータを集約・連携した統合データベースを構築しています。これにより、大量かつ多彩、そして更新頻度の速いデータを活用した多角的な分析を可能にしています。

データを活用する環境を整えることで、
PDCAサイクルの回転スピードアップ。

  • 各部局に点在している様々なデータや学長室IR推進室の調査を経て入手したデータを集約・連携した統合データベースを構築。
  • 大量(Volume)で、多様(Variety)で、更新頻度の高い(Velocity)「3V」なデータを活用して多角的な分析を展開。
  • 日々更新されるデータにあわせて自動 or 少ない手数でBIレポートを最新の状態に反映させることが可能。
  • 数字や文字に過ぎないデータを、意思決定に資するためのインテリジェンスに変換するために、BIツールを用いてデータを集計・分析・可視化。
  • データの更新頻度に対応した迅速な可視化、着眼点に応じた分析対象の切り替えと分析結果の表示、複数のデータを組み合わせた多角的な分析を実現する「動く」レポートを作成し、学内共有。各々のリサーチクエスチョンや仮説に沿った分析を可能に。

BIツールの活用

統合データベースに蓄積したデータは数字や文字にすぎず、そのデータを意思決定に資するためのインテリジェンスへと変換するためには、データの集計・分析作業や可視化が求められます。そこで、学長室IR推進室では、BI(Business Intelligence)ツールを活用し、データの更新頻度に対応した迅速な可視化、着眼点に応じた分析対象の切り替えと分析結果の表示、複数のデータを組み合わせた多角的な分析等を実現するBIレポートを作成することで、意思決定のためのインテリジェンスを生み出しています。

作成した種々のBIレポートは学内で共有しており、閲覧者は各々のリサーチクエスチョンや仮説、問題意識に沿って分析の対象や視点を切り替えることが可能です。BIツールを有効活用して、すべての教職員が、「ここにアクセスすればすべてのデータがあり、様々な事象について定点観測・分析でき、次の打ち手を考えることができる」という環境を構築することを目指しています。

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