2024.10.10
特集就職活動を終えた4年次生にインタビュー!〜就職活動を進めるためのコツ〜

企業への内定が決まり就職活動を終えた先輩方4人に、自分たちの就職活動の振り返りを、学生広報スタッフがインタビューしてきました。エントリーシートや面接の大事なポイントとして、「早めに準備すべきこと」「もっとやっておけばよかったこと」など、就職活動をスムーズに進めていくためのアドバイスをお伺いしました。3年次生はもちろん1、2年次生にも知ってもらいたい就職活動のリアルな声をお届けします!
今回お話を伺ったのは、生命科学部 4年次 諸冨 聖乃さん(内定先:大手機械メーカー)、経済学部 4年次 酒木 優茉さん(内定先:IT系中小企業)、理学部 4年次 南 幸就さん(内定先:大手銀行)、法学部 4年次 杉原 優太さん(内定先:大手広告代理店)です。
就職活動は、いつから始めましたか?
杉原さん:3年次生の夏、インターンシップに参加しました。応募は、参加できる1DAYインターンシップに3社、選考があるインターンシップを2社参加しました。3年次生の夏の時期に、さまざまな業界について知ることができ、どういう会社が自分に合うのか考えを深めることができたのが良かったです。また、この時期にエントリーシートや面接を経験できたのも、勉強になりました。
諸冨さん:私は3年次の夏、よさこいサークル「むすびのかみ」の活動で全国を回っていました。サークル活動にも参加しつつ、3社ほどインターンシップに参加しました。
南さん:私も3年次の夏は全学応援団吹奏楽部の活動に力を入れていました。オンラインの合同説明会には参加し、就職活動の雰囲気をつかむようにしていましたが、インターンシップに参加していませんでした。
酒木さん:私は少し特殊で、3年次と4年次の間に1年間休学し、オーストラリアに留学しました。留学中の夏には、オンラインでの1DAYインターンシップに2社ほど参加しました。留学から帰った直後の3月から、本腰を入れて就職活動をしました。

どのように業界を選びましたか?
酒木さん:私は留学の経験を通して、日本の少子高齢化による人手不足に課題を感じました。そこで、人手不足をIT技術でカバーしてこれからの日本を支えたいと考えるようになりました。

南さん:私は、就職活動を始めた当初は業界を絞りきれなかったのですが、最終的には銀行員だった祖父の影響を受けて銀行業界を志望しました。銀行では、法人営業として一般企業を資金面から支えることができるため、社会に貢献できると考えました。
杉原さん:私は、キャッチコピーや文字、イラストで人の心を動かすことができる広告業界に憧れを抱き、志望しました。
諸冨さん:私は生命科学部に所属しているため、大学での学びを生かしたいと思い、理系の技術職を探していました。
杉原さん:私は、キャッチコピーや文字、イラストで人の心を動かすことができる広告業界に憧れを抱き、志望しました。
諸冨さん:私は生命科学部に所属しているため、大学での学びを生かしたいと思い、理系の技術職を探していました。
企業を選ぶ上で、重視した部分は何ですか?
酒木さん:私は一緒に働く人の事を大事なポイントに考えていました。一緒に切磋琢磨できる人がいるか、面接の担当者さんを尊敬できるかどうか、企業の方とお会いしたときに見るようにしていました。
杉原さん:いろいろな仕事を経験してみたいと考えていたので、部署がたくさんある会社がいいなと考えていました。
諸冨さん:会社の従業員の方の雰囲気が自分に合うかは大事ですよね。加えて、私は就職を機に地元に戻りたいという気持ちがあったので、勤務地も重視して選びました。
杉原さん:いろいろな仕事を経験してみたいと考えていたので、部署がたくさんある会社がいいなと考えていました。
エントリーシートや面接、筆記試験対策はどのように行っていましたか?
酒木さん:エントリーシートは、本学の進路・就職支援センターで指導を受けながら作成しました。相談を通じて自分の考えを言語化することができ、とても助かりました。
諸冨さん:私も進路・就職支援センターで添削してもらいました!エントリーシートは自分だけでうまくまとめるのは難しいので、第三者に見てもらうのが良いと思います。
南さん:同じく、エントリーシートは進路・就職支援センターを活用しました。添削してもらった文章を自分の言葉に直して最終版に仕上げるのが大事だと思います。

酒木さん:面接は、対面面接の練習をもっとすれば良かったなと思いました。オンライン面接は多いのですぐ慣れるのですが、最終面接が対面面接だったため、緊張してしまったことがありました。
酒木さん:筆記試験は通学時間にアプリで問題を解くなど、隙間時間を活用しました。
南さん:大手求人サイトの模擬テストを活用するのもいいかもしれないです。
諸冨さん:面接ではエントリーシートの文章を丸暗記するのではなく、キーワードを覚えておくと話しやすいです。
酒木さん:筆記試験は通学時間にアプリで問題を解くなど、隙間時間を活用しました。
南さん:大手求人サイトの模擬テストを活用するのもいいかもしれないです。
就職先を最終決定したのはいつ頃でしたか?
杉原さん:最終の意思決定は5月1日でした。最後に内定を頂いていた2社で迷いましたが、規模の大きな会社で働いてみたいと思い、大手広告代理店を選びました。
酒木さん:5月下旬で、ITソフトウェア制作を行う中小企業に決めました。コンサルティング営業として、バリバリ働きたいと思っています!
諸冨さん:5月末で、大手機械メーカーの生産技術部に決めました。4月からの仕事が楽しみです。
南さん:私は5月半ばに、大手銀行に就職を決めました。
酒木さん:5月下旬で、ITソフトウェア制作を行う中小企業に決めました。コンサルティング営業として、バリバリ働きたいと思っています!
諸冨さん:5月末で、大手機械メーカーの生産技術部に決めました。4月からの仕事が楽しみです。

最後に、就職活動をうまく進めるコツはありますか?
諸冨さん:就職活動を始めた最初の頃、周囲と比べて焦ることがありました。でも、面接に慣れていくうちに、自分の話を聞いてもらえることが楽しいと思えるようになりました。
酒木さん:ずっと一人で就職活動をしていると辛くなるので、バイトや部活の時間も大切にしていました。
南さん:面接では、会社の部長レベルの重役の方々とお話しする機会もあります。貴重な体験を聞けるので、楽しむ気持ちを大切にしていましたね。
杉原さん:私はメリハリをつけることを意識し、休むことに対して罪悪感を持たないようにしていました。就職活動中でも友達と遊ぶ機会を作り、目一杯楽しみました。後輩の皆さんも、根を詰めすぎないように、頑張ってくださいね。

先輩方の貴重な経験を聞かせていただきました。3年次生はもちろん、1、2年次生にも役に立つ情報がたくさんありました。就職活動をスムーズに進めていくためにも、エントリーシートの添削や面接練習、SPI対策は早めの準備が大事だなと感じました。