2023.06.21

グルメ

ラーメン特集第2弾!京都の個性派ラーメン店3選

一乗寺にある「麺屋 極鶏」の鶏だく(並:950円)

先日、学生広報スタッフのInstagramで実施した、グルメ企画のアンケートで一番人気となったラーメン企画。サギタリウスでは2回目のラーメン記事となります。今回は、京都の個性豊かなラーメン店を3つ紹介。背脂チャッチャ系の「京都ラーメン」をはじめとし、一風変わった洋風ラーメン、一乗寺ラーメンストリートの濃厚鶏白湯ラーメンなど、いろいろな種類のラーメンを取材してきました。

前回のラーメン企画では、京都産業大学近くのラーメン店を中心に紹介しましたが、今回はより南に範囲を広げてお店を取材しています。それぞれ特徴のあるラーメンなので、あなたの好みに合った一杯がきっと見つかりますよ!
 
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あなたはどの味が好き?京都産業大学周辺の人気ラーメン店を紹介!

【下鴨エリア】地元客に愛される「いいちょラーメン」

最初に紹介するお店は、地下鉄烏丸線「北大路駅」から徒歩約10分の場所にある「いいちょラーメン」です。
「いいちょラーメン」の提灯と、赤いのれんが目印です。
いいちょラーメンは、京都ラーメンの代表的なお店です。京都ラーメンとは、コクのあるベースのスープに背脂を浮かべ、ネギ、チャーシュー、メンマなどのシンプルな具材をのせたものが主流です。
いいちょラーメンのメニューはシンプル。おすすめは定番の「ラーメン」と「やきめし」。
店主・井居涼大さんは2代目。20歳からお店に勤め始め、ラーメンを作って今年で7年になります。昨年、初代のお父さんからお店を継ぎました。

お店のこだわりは、鶏ガラと豚骨を7:3の割合で仕上げたスープ。鶏ガラを多めにすることで、また食べたいとくせになるような味が引き出せるのだそうです。くどくなく、かつ満足感が残る感覚を意識して作られています。麺は、そんなスープに相性抜群の中細ストレート麺です。
定番の「ラーメン」(並:750円)
「ラーメン」は背脂ラーメンなので脂の味が強そうだと思っていましたが、実際に食べてみるとこだわりのスープが背脂に負けておらず、うまく調和していて、しつこさのない王道ラーメンでした。テーブルに置いてある手作りのからしみそを入れると味変になるので、食べている途中に入れると良いですよ。
お店手作りのからしみそ
「塩ラーメン」もいただきました。背脂は入っていますが、あっさりしたスープです。塩ラーメンの方が、ニンニクの香りを感じます。優しい味が好きな方におすすめです。
こだわりの「やきめし」(並:500円)
井居さんが力を入れるのが、やきめしです。味付けや火加減が難しく、先代から引き継ぐのに苦労したそうです。やきめしを食べてみると、単品でも食べ応えのある味わいです。そのおいしさの秘密を聞くと、「マー油」を使用しているとのこと。マー油とは、ニンニクなどの香味野菜をラードで揚げて作った香味油のことです。マー油による、香ばしい風味が食欲をそそります。

取材時は平日のお昼過ぎだったこともあって、地元の常連客で賑わっていました。ユーモアのある店主さんで、楽しい時間を過ごせました。学生さんにも、もっと来てほしいとのことだったので、皆さんもぜひ行ってみてください。

いいちょラーメン


住所:京都市左京区下鴨東半木町70-10エイブル東半木 1F
営業時間:11:00〜15:30(L.O.15:15)、17:30〜21:00(L.O.20:45 売り切れ次第終了)
定休日:木曜(祝日の場合は営業)、臨時休業あり

【四条烏丸エリア】フレンチとラーメンのコラボレーション?!「麺ビストロNakano」︎

次に紹介するお店は、地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩10分の場所にある「麺ビストロNakano」です。外観はまさにビストロのよう。ラーメン屋さんとは思えない、洋風でおしゃれなお店です。
麺ビストロNakanoの外観
このお店の店主・中野裕之さんは元フレンチのシェフです。元々はフレンチレストランだったお店を8年前にラーメン屋さんに変更しました。フレンチレストランをラーメン屋に変えたきっかけは、「フレンチと聞くとハードルが高く感じてしまう。しかしラーメンだったらそうは感じないのではないか」という思いからでした。確かにフレンチレストランと聞くと、服装や人数、費用など考えてしまいがちですが、ラーメン店であれば気軽に入ることができます。
お店の真ん中にいるワイリーコヨーテ
店内は外国のレストランのような雰囲気。おしゃれなフィギュアやポスターを見るだけでも十二分に楽しむことができ、「本当にこのお店からラーメンが出てくるの?」と思ってしまいます。
 
今回は「トリッパ入りとまと麺」と「白しょうゆ麺」の2つをいただきました。ラーメンのスープには、どちらもフレンチで使っていた出汁が使われています。
トリッパ入りとまと麺(1,050円)
「トリッパ入りとまと麺」は、極太手もみちぢれ麺を使用しています。トリッパとは牛の胃袋「ハチノス」のことを指しており、ヨーロッパでは人気の食材です。トリッパをメインの具に、ローストチキンとかいわれがのっています。口当たり柔らかでありながら、弾力ある食感が特徴です。そこにトマトの酸味と、もちもちしたちぢれ麺がいいあんばいに絡み合い、やみつきになるおいしさでした。個人的には、ラーメンとパスタの間のように感じました。
白しょうゆ麺(900円)
「白しょうゆ麺」は平打ストレート麺を使用しています。自家製チャーシュー、メンマ、味玉、水菜、白髪ねぎがのっています。麺のもちもちとした食感とあっさりしたスープがマッチしていて、どんどんお箸が進みました。スープにフォン・ド・ヴォライユという鶏のだし汁を使用しているため、一般的な白しょうゆラーメンと異なりフレンチを感じる味でした。
 
その他にも、「ピリ辛まぜそば」や「黒しょうゆ麺」、さらに季節限定のポタージュ麺などさまざまなメニューがあります。ラーメン好き、フレンチ好きならもちろん、老若男女が楽しめるお店です。ぜひ「フレンチ×ラーメン」をご賞味あれ!
 

麺ビストロNakano


住所:京都市中京区西錦小路町269 松広ビル1F
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30)、18:00~22:00(L.O.21:30)日祝は〜21:00(L.O.20:30)
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)

【一乗寺エリア】京都一乗寺ラーメンストリートの人気店「麺屋 極鶏」

最後に紹介するのは、叡山電鉄本線「一乗寺駅」から徒歩約5分の場所にある「麺屋 極鶏」です。このあたりは「一乗寺ラーメンストリート」と呼ばれる、京都でも随一のラーメン激戦区。そんな中でも極鶏は、他店にはないオリジナリティあふれるラーメンで勝負する名店です。
2011年5月4日にオープン
店長・佐々江博則さんは、極鶏をオープンして今年で13年目を迎えます。お店の暖簾には店の名前よりも大きく「鶏だく」の文字が書かれています。「鶏だく」は、濃厚な鶏のスープが特徴の看板ラーメンです。見た目よりも味はあっさりしているため、客層は男性だけではなく、女性のお客さんも多く来店されるそうです。
鶏だく(並:950円)
赤だく(並:1,000円)
人気メニューは、「鶏だく」と「赤だく」の2種類です。おすすめの食べ方は、どろりとしたスープと麺をよく混ぜて食べることだそうです。

さっそくいただきます!「鶏だく」のスープは超濃厚で、飲むというよりも食べるような感覚です。鶏の味をダイレクトに味わうことができます。麺としっかり混ぜると、どんどん麺とスープが馴染んでいき、よりおいしさが増しました。具材のチャーシューやメンマはスープに負けないよう大きめのものを使われていて、存在感があります。

「赤だく」は、ベースのスープは「鶏だく」と同じですが、唐辛子が一面にかかっています。一見とても辛そうですが、こちらもよく混ぜるとほどよい辛さになり、おいしくいただくことができました。辛いものが好きな人は「赤だく」にもぜひ挑戦してみてください!

麺屋 極鶏


住所:京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
営業時間:11:30~22:00(スープがなくなり次第終了)
定休日:月曜、その他不定休あり

今回は、Instagramでのアンケート結果をもとに、ラーメン特集が実現しました!学生広報スタッフでは、「サギタリウス」の記事を企画する際に、読者である学生の皆さんの意見を参考に記事を作っています。今後もアンケートを実施し、学生生活に役立つ情報を発信していきますので、楽しみにしていてください。
今回紹介したラーメン店は、それぞれのお店にこだわりがあり、独自のラーメンの味を楽しむことができます。皆さんもぜひ、友達と一緒に京都のラーメンを味わい、思い出作りをしてみませんか。

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