京都の桜を見に行こう!学内&学外のお花見スポット紹介!

12号館前の桜並木

いよいよ春!京都をあでやかに彩る桜のシーズンがやってきました。京都には桜の名所がたくさんあるので、いろんな場所を散策してみたいですよね?今回の記事では、キャンパス内で楽しめるお花見スポットと本学から近い桜の名所を紹介しています。春らんまん、ぜひ華やかな気分に浸ってみてくださいね。

実は学内でもさまざまな場所で桜を楽しめる!

キャンパス内にもお花見できるスポットがたくさんあることを知っていますか?桜の木の下でお弁当を食べたり、友達と写真を撮ったりして、春を満喫してみましょう。
12号館前のウッドデッキ
12号館前と並楽館を結ぶエスカレーターの横にはウッドデッキがあります。気持ちの良いオープンテラスなので、天気の良い日は人気の休憩スポットです。春は、3階部分にあたるウッドデッキの脇に、こぼれんばかりのソメイヨシノが咲き誇ります。上を見上げると桜、目線を遠くに移すと緑が広がっており、お弁当やお菓子をもって座れば、たちまちお花見気分になりますよ。見頃は4月初旬です。
図書館前の桜
次に紹介するのは、図書館周辺の桜です。樹齢40〜50年と推定されるしだれ桜が咲く、学内おすすめの桜スポットです。見頃は3月下旬。ソメイヨシノより約1週間早い開花になります。
四季を感じることができる菖蒲池(しょうぶいけ)
並楽館の横にある菖蒲池、実は学内屈指の写真映えスポット。池のそばには茶室「瑞秀庵(ずいしゅうあん)」、周りには散歩道がある自然豊かなエリアです。春には桜、初夏には菖蒲、秋には紅葉を楽しめます。かわいらしい鳥も飛んでくるので、桜や鳥を眺めながら楽しんでみてください。

3月下旬~4月中旬まで!長い期間、桜を堪能できる「上賀茂神社」

続いては学外の桜スポット情報です。本学からシャトルバス1本で行ける世界遺産・上賀茂神社は、平安遷都以前よりあった、京都で最も古い神社のうちの一つ。正式名称を賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)といいます。
楼門

境内には、ソメイヨシノのほかヤマザクラ、サトザクラなどさまざまな品種の桜が約300本植えられており、開花時期がそれぞれ異なるので、3月下旬~4月中旬までの長い期間、桜を堪能できます!

3月下旬

上賀茂神社で一番早く見頃を迎えるのは「寒緋桜(かんひざくら)」です。濃いピンク色の桜で、花が下向きに開花するのが特徴です。

4月上旬

早咲きのしだれ桜「御所桜」は、一の鳥居と二の鳥居の間、芝生の中にあります。
明治天皇の父親である孝明天皇より下賜(かし)された桜で、樹齢150年以上といわれています。淡いピンク色が綺麗です。

御所桜

4月中旬

一の鳥居に一番近く、鮮やかな紅色で目を引くのが「斎王桜」です。

斎王桜

「斎王」とは、平安時代から鎌倉時代にかけて、宮中から神様にお仕えするために使わされた未婚の皇女のこと。現在の葵祭にも祭りのヒロインとして「斎王代」が登場します。詳しく知りたい方は葵祭についての記事があるので、参照してください。

そして、授与所の隣には「みあれ桜」という名の八重紅しだれ桜があります。例年5月12日、葵祭に先立って行われる神迎え神事「御阿礼(みあれ)」では、この桜の下を神職が通ります。また、5月15日の葵祭当日には、二の鳥居のそばにある八重紅しだれ桜の「風流桜」を目印に、風流傘と花傘が並べられます。桜をきっかけに歴史や祭事についても学んでみると面白いですよ。

大学から上賀茂神社まで行ける「上賀茂シャトルバス」は無料で利用可能なので、普段の通学などでこのバスを使わないという皆さんも、ぜひ利用して上賀茂神社へ行ってみましょう。

上賀茂神社

京都市北区上賀茂本山339
拝観時間:5:30~17:00(楼門内は8:30~)
境内自由
アクセス:市バス「上賀茂神社前」下車すぐ
◆例年の見頃:3月下旬~4月中旬

八重桜のトンネルが800メートル!「半木(なからぎ)の道」

賀茂川沿いは、出町柳付近の葵橋から上賀茂橋までソメイヨシノが続いています。今年は開花が遅れているようですが、ソメイヨシノの見頃は、例年3月中旬から下旬です。
半木(なからぎ)の道

「半木(なからぎ)の道」は、賀茂川の北大路橋と北山大橋の間、東側の堤防上にある散策道。八重の紅八重しだれ桜が73本植えられており、見頃は4月上旬~中旬です。紅八重しだれ桜は、濃い紅色の花びらが重なって咲くのが特徴です。桜の華やかさにうっとりすること間違いなし!桜がトンネルのように約800メートル続いていて、もこもこっとした花が目の前に垂れているのがかわいらしいです。
例年、4月上旬の土曜・日曜は「鴨川茶店」というイベントが開催されます(2021年度は中止。2022年度の開催については未定)。琴・尺八の演奏のほか、お茶や花見団子の接待(有料)、京都府内市町村の特産品の展示や販売が行われます。

ふらりと訪れるなら、近所のパン屋さんでパンを買って、ピクニック気分でお出かけするのがおすすめです!「半木の道」は歩く人が多いので、休憩するときは堤防の下へ。華やかな桜と、賀茂川の水辺を一緒に楽しめますよ。

半木の道

住所:京都市左京区下鴨半木町
アクセス:地下鉄「北山駅」下車 徒歩10分
◆例年の見頃:4月上~中旬

早咲きから遅咲きまで、様々な桜を見ることができる「常照寺」

常照寺吉野門
鷹峯エリアにある、約5,000坪もある「常照寺」。元和2(1616)年、琳派の祖といわれる本阿弥光悦が土地を寄進し、日乾(にちけん)上人が開山した、日蓮宗の寺院です。朱色の山門は「吉野門」とも呼ばれています。この門は、日乾上人に帰依した2代目吉野太夫が23歳のときに寄進したものです。吉野太夫は美貌、芸事、品格すべてが優れた「名妓」として知られた女性です。26歳のときに豪商・灰屋招益に身請けされますが、招益の親に反対されたため駆け落ち同然で結ばれます。
吉野は38歳の若さで亡くなりました。遺言により、常照寺の境内には「吉野の墓」が建てられました。

参道や境内では、早咲きのヤマザクラをはじめ、ソメイヨシノ、紅枝垂れ、御衣黄(ぎょいこう)、鬱金(うこん)など、約120本の桜が咲き乱れます。
市内中心部より北にあるため、市内よりも開花が約1週間遅いのも特徴。「いろいろな種類の桜を見たい」「桜をもっと楽しみたい」という人におすすめです。

毎年4月第2日曜には「吉野太夫花供養」が開催されます。吉野太夫の供養、舞などの奉納、現在の島原太夫による「太夫道中」、桜の木の下でのお茶席(有料)などが行われます。
※2022年は「吉野太夫花供養」は中止、関係者による追善花供養のみ行われます。

常照寺

住所:京都市北区鷹峯北鷹峯町1
拝観時間:8:30~17:00
拝観志納金:400円(秋期500円)
アクセス:市バス「鷹峯源光庵」下車 徒歩 2分
◆例年の見頃:4月初旬〜中旬


桜といえばソメイヨシノが有名ですが、たくさんの品種が楽しめる桜スポットが本学や本学から近い場所にあることが分かりました。開花時期がそれぞれ異なるので、時期や天気、授業までの空き時間などに応じて、ぜひ京都の桜を巡って満喫してみましょう!

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