何かに挑戦したい・ボランティアに興味がある、そんな学生必見!ボランティアセンター 学生スタッフの活動を取材しました

右からボランティアセンター 学生スタッフの皆さん(三嶋さん、山さん、太田さん)と学生広報スタッフ(石谷、瀬戸)※撮影時のみマスクを外しています。

コロナ禍で特に1、2年次生は新しいことに挑戦する機会が少なくなっているのではないでしょうか。大学生活で新たに挑戦できること、その選択肢の一つがボランティア活動です。しかしながら、「ボランティアに興味はあってもなかなか始められない」や「どうすればよいのかわからない」などといったさまざまな悩みや疑問があると思います。そんな学生に向けて、本学のボランティアセンターやそこで活動する学生スタッフについて取材しました!

今回、学生スタッフ(通称学スタ)として活動する、外国語学部2年次 三嶋 叶子さん、現代社会学部3年次 山 綾花さん、文化学部2年次 太田 結梨香さんの3人に取材をしました。

——ボランティアセンターはどういった場所ですか?

三嶋さん:「ボランティアをやってみたい…でもどうすればよいのかわからない」という学生が相談できる場所です。センター前にチラシやポスターが置いていたり、ボランティア関連の本の貸し出しも行われています。一言でまとめると、ボランティアに関する情報が集まる場所です!その中で、事務職員さんがボランティアについての相談に乗ってくれます。

——そうなんですね!「学スタ」は、どのような活動をしているのですか?

山さん:コロナ禍以前は、「わん☆ボラ」というボランティア一日体験プログラムを実施していました。まず本学の学生を募集し、学スタが引率してボランティア体験をしてもらうというものです。そこでの体験をもとに、昼休みに報告会や意見交換の場「ボランチ」を開いていました。
※ボランチ:「ボランティア」と「ランチ」を掛け合わせたネーミング。ボランティアの活動分野について、気軽にトークしながら学ぶことができる。

——現在はどのような活動をされていますか?

太田さん:主に週3回のミーティングを行っており、オンラインでの企画のために構成を考えたり、役割分担を決めたりしています。通年で行っているのはSNSの広報活動です。他にも、災害が起こった際に学内で募金活動を行っています。

三嶋さん:最近取り組んでいたのは一日体験プログラムとして実施した「祇園祭ごみゼロ大作戦」です。参加学生へのオリエンテーションや当日引率をするための準備を行いました。学スタ同士の交流会や祇園祭ごみゼロ大作戦の準備など時期によって企画も変わってくるので不定期開催が多いです。

募金活動後の学生スタッフの皆さん。

——先ほどお話にもありましたが「祇園祭ごみゼロ大作戦」について教えてください。

山さん:祇園祭ごみゼロ大作戦は、繰り返し何度も洗って使用できるリユース食器を露店や仮店舗などに導入し、ごみの減量と散乱ごみの防止を実施する日本最大級の取り組みです。例年、ボランティアとして学生が数多く参加しています。「わん☆ボラ」では、学スタが代表して事前に活動の説明を受け、本学から参加する学生に内容を伝えるという体制を取っています。事前に当日の流れを確認し、準備を重ねて本番に臨みました。今年はコロナの影響で露店の出店がなく、主な活動はごみ拾いでした。祇園祭エリアを歩いて回りましたが、観光客が少なく、ごみも少ないように感じましたね。

——次に、皆さんが学スタに加入したきっかけを教えてください。

三嶋さん:最初は説明会にも参加せずPOSTの応募情報を見て、ただただ「友達が欲しい!」という藁にもすがる思いで応募しました(笑)

山さん:高校でもボランティアをする部活に入り、東北ボランティアや親と一緒に暮らせない子供たちが集まる施設でのボランティア活動を経験していたので、大学でもそのような活動をしたいと思い応募しました。

太田さん:山さんと同じく高校の時にボランティア部に所属していたため大学でもしたいと思ったのと、大学が募集しているので安心して入れると思い応募しました。

取材は普段学スタの皆さんがミーティングとして使っている部屋で行われました。

——学スタの活動を通して感じたこと、変化したことはありますか?

三嶋さん:先日の「祇園祭ごみゼロ大作戦」が初めての学外でのボランティア活動で楽しかったです!活動を通して、人脈が広がったことも嬉しいことの一つです。また今回の祇園祭ごみゼロ大作戦に参加することで私生活でもマイボトルを持ってできるだけペットボトルごみを増やさないことを意識するようになりました。

山さん:高校生までは福祉系のボランティアをしていましたが、大学では清掃活動のボランティアや子供たちと一緒に遊ぶボランティア、社会問題を考える活動もあったので幅広い知識を得ることができました。今までの活動を通して自分の知らない世界を知ることができたので視野が広がりました。ボランティア経験を自分のなかでとどめるのではなく、広く伝えていきたいと思うようになりました。

太田さん:今日の昼休みに行っていた募金活動が初めてなので実際の経験はまだあまりないですが、SNSでの広報活動を積極的に行っています。学スタの活動以外では「ボランティア入門」という科目を履修して知識を得て、ボランティアに関する諸問題について自分で考える時間を作るようになりました。

——太田さんは広報担当なのですか?

太田さん:いえ、担当は決めずに全員で内容やハッシュタグなどを話し合ってSNSを運用しています。

山さん:それも私たち学スタが大切にしていることで、みんなが学年関係なく意見を出すことを心掛けています。

三嶋さん:そういえば、学スタには部長とかリーダーがいないですね。

——それも学スタの魅力の一つですね!コロナ禍で昨年度はなかなか活動できなかったと思いますが、今後の活動について教えてください。

山さん:まず学内で行うボランティアとしては募金活動です。ボラカフェも今の2年次生を募集する際に企画と説明会を連動できないかということで始めました。貧困問題やSDGsをテーマに意見交換をしたり、他にはエコ活動についても話し合っています。
※ボラカフェ:「ボランチ」とコンセプトは同じ。コロナ禍でオンラインになり、開催時間を夕方に変更したため名称が変わった。

三嶋さん:私たち自身も企画するにあたって「へえ!」と思うことがあるのでその発見を参加学生の皆さんに伝えています。

太田さん:未定ではありますが今年は東日本大震災から10年になるので、講演会を開催して関係者から話を聞いてみたいと思っています。


少しでも興味のある方、挑戦してみたいと思った方は一度ボランティアセンターに足を運んでみてはいかがでしょうか。ボランティア初心者は、子供と遊ぶ活動や清掃活動がおすすめだそうです。ボランティア活動を通して、新しい自分に出会えるかもしれません。

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