2021.05.17

特集

「好きなことを見つけよう」新歓祭ゲスト たむらけんじさんから全学生へメッセージ!

ノリノリでオリジナルギャグ“ちゃー”のポーズをとってくださった、たむらけんじさん。学生広報スタッフ全員の緊張がほぐれました。
※撮影時のみマスクを外しています。

4月8日〜11日に行われた新歓祭『ONLY ONE CAMPUS~スター発掘大作戦2021〜』のステージ発表のゲストに、お笑い芸人のたむらけんじさんがお越しくださいました。なんと、ステージ登壇後のたむらさんにインタビューすることができました!
京都産業大学に対する印象やご自身のエピソードをお聞きしました。これからキャンパスライフを始める新入生を含めた全ての在学生へのメッセージもいただきましたよ。
 

↓「新歓祭」についてのサギタリウス過去記事はこちらから


——京都産業大学の卒業生には、ハイヒール・リンゴさんや石田靖さんなど、たむらさんがよくテレビで共演されている方もおられます。また、大のオリックスファンであるたむらさんならご存知だと思いますが、アメリカのメジャーリーグを経て現在はオリックス・バファローズで活躍されているプロ野球選手・平野佳寿さんも京都産業大学の卒業生なんです! 
卒業生も含めて京都産業大学にどのような印象をお持ちでしょうか?

MCをよく務められているハイヒール・リンゴさんもそうですし、吉本新喜劇の座長である石田靖さんも、頭のキレる人やなぁと思いますね。なので、なんとなく頭の回転が早い人が多い印象。特に吉本新喜劇の座長は、頭の回転が早くなかったらあれだけの人数をまとめられないですよ!本当にすごいです。
プロ野球選手の平野くんは、どちらかというとほんわかとした、天然のイメージがありますね(笑)彼は体力が強みの魅力的なプレイヤーです。
京都産業大学のイメージについては、やっぱり京都の大学って憧れやん!僕のイメージからしたら、京都の大学の中でも京産大はすごくスッキリしたイメージがあるんです。

——スッキリ!?!?!?

なんて言ったらいいのかな……ちょっと爽やかな感じ。飲み物で言ったら炭酸水みたいな。砂糖は全く入ってへんみたいなスッキリした感じです。

——明るいような印象ということでしょうか?

そうですね、明るくて、なんとなく垢抜けてるイメージですかね。

——今回、新歓祭の「ステージ発表」のゲストとして登壇され、京都産業大学の学生と話す中で感じられた印象を教えてください。

ものすごい“一生懸命”やなぁと。一緒にステージに立っていると、その意気込みがすごく伝わってくるので、僕もできる限りのことを協力してあげたいなという気持ちにさせられますね。

失敗して、悩んで、一歩踏み出す。

——次に、たむらさんご自身について質問させてください。なぜ、お笑い芸人になろうと思ったのですか?きっかけを教えてください。

昔から“おちょけ”で、ふざけたことばかりしていました……(笑)その時は思ってなかったけど、自分がふざけることで、みんなが笑ってくれるのが好きやったんでしょうね。
中学生ぐらいの時、ダウンタウンさんを初めて見て、『お笑いって、なんてかっこいいんや!』って思ったんです。そのうちに、こういう人になりたいって人がたくさん出てきて、今田耕司さんだったり東野幸治さんだったり、木村祐一さんだったり、雨上がり決死隊さん、FUJIWARAさんとか……。その活躍に憧れて、お笑い芸人になりたいって思うようになったんです。
でも、吉本の学校へ入って早々に、ダウンタウンさんのようになりたいと思うのをやめました。お笑いを知れば知るほど、ダウンタウンさんは凄すぎて、この人のようになるのは到底無理だと思いましたね。

取材では気さくに質問に答えてくださいました。

——そこからご自身のスタイルを作り上げられたんですね。活躍されている裏では、さまざまな困難があったかと思いますが、壁にぶつかった時や落ち込んだ時の立ち直り方を教えてください。

実は、あんまり落ち込まへんねん。でも、落ち込むことも大事やと思ってます!失敗したことを無にするんじゃなくて、失敗は失敗として受け止めて悩んで、『次の日に引きずらずに、一歩踏み出す』。これが一番大事。
……だって失敗するもん、みんな。みんな失敗してる。もちろん全部勝ち進めれば一番いいけど、無理やから失敗して悩んで、次の日に一歩踏み出すってことを自分のルーティンにしてます。

——たむらさんは、お笑い芸人だけでなく、焼肉店やカレー屋の経営など、様々なことに挑戦されていますね。京都産業大学の在学生もたむらさんのように、いろいろなことに挑戦していくために、視野の広げ方のコツを教えていただきたいです。

『芸人なら芸人だけやっとくのが当たり前』とか、そういうのはいらんと思っていて。もちろん芸人をおろそかにしたらあかんけど、ちゃんと自分の軸を守りながら他のことができるんやったら『やったらええやん』って思うんです。
例えば、『男は泣いたらあかん』とか言うけど、泣いてええと思う。昔は特に、こうであれっていうものがあったけど、今はそんな時代じゃないですから。
自分がやりたいと思ったら他人がどうであろうがやったらいいと思う。もちろん、周りの先輩や友達のアドバイス、意見を聞くことも大事。その上で自分が物事を判断したら、自分の中で責任が持てますよね。
いろんなことやっていいと思う。それで飽きてもいいし、失敗してもいいし(笑)
俺もめちゃくちゃ失敗してる。でも、不思議とまた新しいことをしたくなる。

——失敗しても次から次へと新しいことに挑戦していく!なるほど、勇気が湧いてきます。

でもすぐ飽きんねん(笑)だからそうならないように、ちゃんと自分の背中を押してくれるスタッフを周りに置いてます。これが僕にとってはめっちゃ大事!周りの人がいるから、やらなやらなっていう気持ちになって、それが段々と日常に変わっていく。今は楽しくやらせてもらってます!

——周りの人を巻き込んでいくことで、できることの幅も広がりそうです!

そうそう。巻き込んだら自分だけのことじゃなくなるから、どんどん面白くなっていく。簡単に飽きられへんし、やめれへん。逆に、巻き込まれてみるのもいいですよね。

小さい頃からテレビで観ていたたむらさん。話し方や雰囲気など、すべてが魅力的で、取材がとても楽しかったです。

——最後に、新入生や在学生に向けてのメッセージをお願いします。

うちの息子もそうやったけど『やりたいことがない』って言うの。そういう学生が多いっていうやん?例えば、やりたい職業を見つけるとか、それは難しいと思っていて。
なので、やりたいことがない人は、まず好きなことを見つけましょう。それは音楽とか、本を読むとか動物とかなんでもいい!好きなことだと飽きないし、失敗しても頑張れる。
僕もお笑いが好きじゃなかったらすぐにやめてる。スベった日とかシャレにならへんで!東京でスベった後の新幹線とか、もうこのまま大阪に着かんといてくれって思うわ(笑)
でもね、次の日になったら、またやりたくなる。あんなスベったステージに上がりたくなるんです。ほんまに好きやから続けられてる。だから、在学生の皆さんもとにかく好きなことをやってもらいたいと思います!

——将来を決められず進路に悩んでいる学生も、とても励まされると思います!在学生への力強いメッセージ、ありがとうございました!

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