2023.03.28
キャンパスライフ京都の夜桜スポット3選!幻想的なライトアップを楽しもう

新入学、新学年を迎え、仲間との顔合わせやお出かけも増える時期ですね。そこで、お花見に出かけてみてはいかがでしょうか。日中は授業やアルバイトなどで忙しくても楽しめるのが「夜桜」です。昼間はもちろんながら、夜にライトアップされた桜もきれいですよ。とくに日没にさしかかる時間帯は、うっとりするような光景が広がります。コートを片手に夜桜見物に出かけてみましょう。
夜空を埋めつくす、はんなり夜桜「平野神社」

京都屈指の桜の名所として知られる「平野神社」。平安遷都と共に平城京から京の都に移され、「生命力を高める象徴」として多くの桜が植えられました。
平安貴族に愛された桜は江戸時代には庶民にも開放され、「平野の夜桜」と謳われて大勢の人が桜見物に集まったようです。
平安貴族に愛された桜は江戸時代には庶民にも開放され、「平野の夜桜」と謳われて大勢の人が桜見物に集まったようです。

ちなみに「この桜が咲くと京のお花見が始まる」といわれるのが境内にある早咲きの「魁桜」。平野神社発祥の桜で、例年の開花は3月中旬~下旬です。
平野神社では早咲きから遅咲きの桜まで約60種400本の桜が咲き誇り、ひと月半にわたり楽しむことができます。珍しい品種の桜も多く、それは各公家伝来の家の標(ひょう)となる桜を奉納したからと伝えられています。それぞれの樹のそばには、桃桜、染井吉野、紅枝垂、平野妹背(ひらのいもせ)、一葉、衣笠、楊貴妃、嵐山などの名と特徴を記したピンクの札が立てられていて、1つ1つ読みながら歩くのも楽しいです。
平野神社では早咲きから遅咲きの桜まで約60種400本の桜が咲き誇り、ひと月半にわたり楽しむことができます。珍しい品種の桜も多く、それは各公家伝来の家の標(ひょう)となる桜を奉納したからと伝えられています。それぞれの樹のそばには、桃桜、染井吉野、紅枝垂、平野妹背(ひらのいもせ)、一葉、衣笠、楊貴妃、嵐山などの名と特徴を記したピンクの札が立てられていて、1つ1つ読みながら歩くのも楽しいです。

今年のライトアップは3月24日(金)~4月16日(日)、日没から21:00ごろ。はんなりとした灯りに照らされた、夜空を埋めつくすような桜のアーチが見事です。
平野神社
住所:京都市北区平野宮本町1
HP:https://www.hiranojinja.com/home/cherry
入場料:さくら苑は500円
平野神社
住所:京都市北区平野宮本町1
HP:https://www.hiranojinja.com/home/cherry
入場料:さくら苑は500円
夜桜の王道スポット「円山公園」

例年、4月上旬に見頃を迎えるのが円山公園の桜です。
広々とした公園の奥には大きな池のある日本庭園があります。園内は染井吉野・山桜など約500本の桜が立ち並び、中でも有名なのが高さ12メートル、幹周り2.8メートル、枝張り10メートルもの通称「祇園しだれ桜」。夜空に浮かぶ桜は、いつまでも見上げていたくなる美しさです。
正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といい、現在の樹は1949年に植栽された2代目ですが、1928年に初代の桜から種子を採取・育成したもので、種子から数えればなんと100年近い年月を生きてきました。
広々とした公園の奥には大きな池のある日本庭園があります。園内は染井吉野・山桜など約500本の桜が立ち並び、中でも有名なのが高さ12メートル、幹周り2.8メートル、枝張り10メートルもの通称「祇園しだれ桜」。夜空に浮かぶ桜は、いつまでも見上げていたくなる美しさです。
正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といい、現在の樹は1949年に植栽された2代目ですが、1928年に初代の桜から種子を採取・育成したもので、種子から数えればなんと100年近い年月を生きてきました。

今年のライトアップは、3月24日(金)~4月9日(日)、18:00から22:00。かがり火は3月29日(水)~4月7日(金)です。
かがり火とは籠の中の木をたいて照明や神事として用いられてきたもので、奈良時代の「万葉集」や紫式部の「源氏物語」にも「篝(かがり)」が記されています。日没になると籠の中の割り木に火がつけられ、着火の瞬間はあちこちから歓声が。パチパチ燃える音、ゆらめく炎——あたりはタイムスリップしたような雰囲気に包まれます。
そぞろ歩きをしながら夜桜を楽しんだ後は、屋台に立ち寄るのもお忘れなく。ずらりと並んだ屋台の食べ歩きも楽しみの1つです。
円山公園
住所:東山区円山町
HP:https://kyoto-maruyama-park.jp/
入園無料
かがり火とは籠の中の木をたいて照明や神事として用いられてきたもので、奈良時代の「万葉集」や紫式部の「源氏物語」にも「篝(かがり)」が記されています。日没になると籠の中の割り木に火がつけられ、着火の瞬間はあちこちから歓声が。パチパチ燃える音、ゆらめく炎——あたりはタイムスリップしたような雰囲気に包まれます。
そぞろ歩きをしながら夜桜を楽しんだ後は、屋台に立ち寄るのもお忘れなく。ずらりと並んだ屋台の食べ歩きも楽しみの1つです。
円山公園
住所:東山区円山町
HP:https://kyoto-maruyama-park.jp/
入園無料
大学近くの桜の名所「賀茂川沿い×府立植物園」

京都産業大学から近い世界遺産・上賀茂神社や賀茂川沿い、府立植物園も知る人ぞ知る桜の名所です。
上賀茂神社の一の鳥居からの参道脇には樹齢150年の紅枝垂・斎王桜や御所桜などが並び、二の鳥居の先には「そうだ京都、行こう。」のCMにもなった紅色の「みあれ桜」が咲いています。
上賀茂神社の一の鳥居からの参道脇には樹齢150年の紅枝垂・斎王桜や御所桜などが並び、二の鳥居の先には「そうだ京都、行こう。」のCMにもなった紅色の「みあれ桜」が咲いています。

この上賀茂神社をスタートに御薗橋から北大路橋の約2キロの川沿い・散歩コースを進みます。川や山の遠景が気持ち良く、途中の半木(なからぎ)の道は70本もの紅枝垂桜のトンネルが続きます。柳の緑のコントラストもまぶしく、ピンクの花のシャワーを浴びたような心地になれます。
この時期は大勢の人で賑わいますが、ライトアップはないので、日が暮れてきたら隣接の府立植物園へ向かいましょう。
この時期は大勢の人で賑わいますが、ライトアップはないので、日が暮れてきたら隣接の府立植物園へ向かいましょう。

賀茂川に隣接する府立植物園には染井吉野、枝垂桜など約180品種、500本の桜の木があり、今年は3月25日(土)~4月9日(日)、日没~21:00(受付20:00終了)の期間にライトアップが行われます。なお17:00以降、北泉門は利用できなるので注意してくださいね。
園内の桜林プロムナードのライトアップは迫力がありますが、広々としているので比較的静かに見学できる穴場です。
上賀茂神社へは大学からシャトルバスも出ています。上賀茂神社から北大路駅までは歩いて約30分。京都産業大学生ならではの、おすすめお花見ルートです。
京都府立植物園
住所:京都市左京区下半木町
HP:https://www.pref.kyoto.jp/plant/
入場料:200円
園内の桜林プロムナードのライトアップは迫力がありますが、広々としているので比較的静かに見学できる穴場です。
上賀茂神社へは大学からシャトルバスも出ています。上賀茂神社から北大路駅までは歩いて約30分。京都産業大学生ならではの、おすすめお花見ルートです。
京都府立植物園
住所:京都市左京区下半木町
HP:https://www.pref.kyoto.jp/plant/
入場料:200円
春を彩る桜。京都ではたくさんの品種を楽しむことができます。夜桜には昼の桜とは違った魅力があります。授業が終わった後に訪れるのもいいですね。幻想的な夜桜のライトアップをぜひ満喫してください!