2021.06.03

特集

東京オリンピックで優勝が期待される卒業生の荒賀龍太郎選手にインタビュー!

(公益財団法人 全日本空手道連盟)

学生スポーツ新聞「京産大アスレチック」とのコラボ記事、空手家の荒賀龍太郎選手(2013年経営学部卒業)に取材をさせていただきました。東京オリンピックで優勝が期待される荒賀選手から、在学生の皆さんにエールをいただいています!

荒賀選手にインタビュー!

荒賀選手の京都産業大学での思い出を教えてください。

4年次生の時に空手道部の主将を務めました。私が入学してからの3年間は、全国大会(団体)準優勝が最高成績でしたので、自分が主将の時に優勝したいという思いが強かったのを覚えています。監督やコーチから、「主将のお前に練習メニューを任せる」と言っていただいていたので、自主性や主体性を大切にしながら、全員が「日本一を目指す」という目標に向けてモチベーションを保てるように取り組んでいました。その結果として、目標としていた大会で優勝できたことは自信になりましたし、良い思い出にもなりました。

主将を務めた経験から、どのようなことを学ばれましたか。 

空手道は個人競技なので、目標設定に苦労しました。自分自身は世界で活躍したいし、日本一にもなりたい。でも他の部員たちはそこまでとは思っていない・・・というように、考え方に「差」があったので、個々の部員としっかりとコミュニケーションを図ることの重要性を学びました。ミーティングを重ねたことによって、良い練習体制が整い優勝につながったと思っています。

京都産業大学に入学し、1年次生(19歳)の時に全国大会(個人)で史上最年少優勝を達成されました。

高校3年生の時に、準決勝で優勝された方に接戦で負けました。その試合は、最後の最後に自分の弱さが出て負けたので、「今年こそは」という強い気持ちを持って挑みました。結果的に自分の弱い部分を克服し優勝することができたので、うれしかったですね。
2009年全日本空手道選手権大会で(公益財団法人 全日本空手道連盟)

空手家としてのキャリアを積まれてきた中で、学ばれたことを教えてください。

小さい頃からの夢が「世界大会で優勝する」ということでした。世界大会で優勝した2016年の前の2大会は準優勝で終わっていて、「何が自分に足りないのか」をとても考えさせられました。そんな中、悩んだり弱気になったりしている時に、「もし荒賀龍太郎が世界チャンピオンだったらどう思う?」と言われたことがあって、物事の考え方がとても重要であると気がつきました。それからは「世界チャンピオンになっている姿」を常にイメージするようにしています。すると、今までの悩みがちっぽけに思えるようになりました。「自分が表彰台の一番高いところに立ちの歓声を聞いている」というところまでイメージできた大会では結果が出せたので、目標は達成するには自分の理想をイメージすることが大切だと学びました。

その他にも大切にされていることはありますか。

日常から「何事にも動じない心」を大切にしています。「想定外を想定内に」という言葉がありますが、練習や日常生活でもあらゆるシチュエーションを想定し、準備しておくことを大切にしています。

コロナ禍において世界大会が延期や中止になることが多くなっていますが、モチベーションなどに変化はありましたか。

大会の延期による動揺はもちろんありました。ただ、逆にチャンスと捉え、「一年間しっかりと準備する期間ができた」と考えています。「自分がどうにもできないこと」よりも、できることにエネルギーを注ぐことによって、モチベーションを保っています。

キャリアを積まれていく中で困難も多々あったと思いますが、どのように乗り越えてこられましたか。

困難に直面した際は「原点に戻る」ことを大切にしています。しっかりと自分自身を見つめ直す時間を作りながら、新しいことにチャレンジすることによってリフレッシュができたり、新たな考え方が出てきます。調子が悪いときは視野が狭くなっていたり、思い込みが強かったりすることが多いので、それをどのように広げるか、解除するかということに力を注ぐようにしています。

荒賀選手にとって、「新しいことにチャレンジすること」にはどのような意味がありますか。

「新たな自分」に出会える機会と思って、ワクワクしながらチャレンジしようとしていますし、現在とは違う世界が見えるのではと思っています。
皆さんも失敗を怖がらずに、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

本学空手道部のコーチでもいらっしゃいますが、近年の空手道部の活躍をどのように思われていますか。

私が学生の頃は、4年間のうちに全国大会で1回優勝できたら良かったレベルだったのですが、今では毎年優勝候補筆頭に挙げられています。今の学生たちは、プレッシャーに負けずに自分と向き合いながら日々練習しています。その姿に、私も刺激をもらいながら一緒に練習させてもらっているので、良い仲間でもあると思っています。学生が日本一になるために手伝えることがあればいいなと思っています。

新入生や在学生へ向けてエールをお願いします!

京都産業大学の強みは「一拠点キャンパス」だと思います。いろんな方と出会えるチャンスが多くありますし、自分がやりたいと思ったときにすぐ行動できる環境がある「チャレンジできる大学」です。
今はコロナ禍でいつも通りにできないことが多々ありますが、その中でも自分がやりたいことや目標を持ってもらいたいですし、見つけてほしいと思います。目標を作った上で、失敗を恐れることなく、たとえそれが遠回りになったとしても、達成すれば「やってよかったな」と感じられると思うので、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。
それと、「夢追い人」というように、ワクワクした気持ちを常に持って、厳しい世の中ですが、楽しさも忘れずに学生生活を送ってほしいなと思います。

ありがとうございました。
<プロフィール>
あらが・りゅうたろう 1990(平成2)年10月16日生、京都府出身。
空手組手75キロ超級選手
京都外大西高—京都産業大学—荒賀道場
京都産業大学空手道部コーチ
身長184センチ 体重82キロ
日本一を決める全ての大会で優勝し、全日本選手権では19歳で男子組手史上最年少優勝。全日本選手権5度優勝は同種目史上最多タイ記録。
2016年 第23回世界空手道選手権大会で金メダルを獲得。

取材を終えて

京産大から世界へ雄飛したアスリートの1人である荒賀選手。高校時代から非凡な才能を見せつけ、本学1年次生の時に全日本選手権で最年少優勝、その後同大会で5度の優勝を経験。「日本空手界の顔」という地位を築き、世界大会では各国の強豪を相手に優勝争いを繰り広げられている。今回の取材を通して、自分と向き合い、目標を達成した姿をイメージすることで自身を奮い立たせ、世界チャンピオンとして力強く戦い続けられていることを知りました。
その技の速さから「スピードドラゴン」と称される荒賀選手。身体面だけでなく、メンタル面での強さの片鱗も垣間見ることができました。
また、新入生や在学生へ向けたメッセージでは、「目標をしっかりと持ち、いろいろなことにチャレンジをしよう」とアドバイスをいただきました。在学生のみなさんも、荒賀選手がおっしゃったように「新しい自分を見つけるため」にワクワクした気持ちを持って、さまざまなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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