2021.03.31
カルチャー100円で文化施設が利用できる?!京都市キャンパス文化パートナーズ制度

「京都市キャンパス文化パートナーズ制度」を知っていますか? 京都の大学生が文化施設をお得に利用できる制度で、なんと入場料が100円になる施設もあるそう。しかし学生の間ではあまり浸透していないのが現状です。そこで、今回の記事では京都市キャンパス文化パートナーズ制度とは何かを解説し、利用できる施設や利用方法について紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止策や流行状況を理由に、各施設の営業時間や展示内容が変更されている可能性があります。来場の際は事前確認をお願いします。
使わないともったいない!京都市キャンパス文化パートナーズ制度とは?
京都市キャンパス文化パートナーズ制度とは、京都の大学生や短期大学生が博物館や美術館、動物園などで優待を受けられる制度です。学生が文化や芸術に親しみ、より豊かな学生生活を送ることを目的に、京都市によって設けられました。
公益財団法人大学コンソーシアム京都に加盟する大学および短期大学の学生が対象で、京都産業大学も加盟大学の一つです。
優待の内容は入場料の割引が中心ですが、記念品の進呈など施設によってもさまざま。中には、もともと割引のある学生料金からさらに安くなる施設も! 自由になるお金が少ない学生にとってとても嬉しい制度です。
また、各大学のギャラリーや資料館も優待施設に含まれています。
100円で利用できる文化施設を紹介!他にも優待施設がたくさん
京都市動物園
地元で定番の休日スポットとなっている京都市動物園。訪れたことのある学生0も多いのではないでしょうか。空中通路を設けたトラ舎が迫力満点の「もうじゅうワールド」、オオサンショウウオをはじめ京都の河川や里山の動物を展示する「京都の森」など、広い敷地にたくさんの動物たちが暮らしています。天気の良い日にじっくり時間をかけて回りたい施設です。岡崎公園内にあるので、友人や知人と1日でも散策が楽しめます。
一般入園料金620円のところ、100円で入園できます。


京都市動物園
住所:京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内
営業時間:3月~11月は9:00~17:00、12月~2月は9:00~16:30(入園は閉園の30分前まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月28日~1月1日
※2021年3月現在は屋内観覧エリアを終日閉鎖中。動物とのふれあいは中止
無鄰菴

無鄰菴は入場料600円のところ、100円で利用することができます。また喫茶付きやお土産付きの入場券も販売されていて、こちらも500円引きの優待が適用されます。
無鄰菴
住所:京都市左京区南禅寺草川町31番地
営業時間:4~9月は9:00~18:00、10~3月は9:00~17:00(最終入場は閉場時間の30分前まで)
休場日:12月29~31日
※2021年3月現在は事前予約制(公式サイトの予約ページから京都市キャンパス文化パートナーズ制度の利用を申請できます)
その他 100円で入れる施設と優待施設
紹介した2つの施設以外にも、元離宮二条城、京都市京セラ美術館(コレクション展のみ)、岩倉具視幽棲旧宅、旧三井家下鴨別邸、京都市学校歴史博物館も100円で入場できます。ぜひ大学生のうちにコンプリートしたいですね!
これらを含めた全優待施設一覧は以下をご覧ください。優待条件及び入場方法(予約制等)は施設によって異なりますので事前にHP等をチェックしてくださいね!

制度を利用するには公式アプリ「KYO-DENT」をインストール

京都市キャンパス文化パートナーズ制度を利用するには、各施設で「学生証」と「会員証」の提示が必要です。会員証はカード形式ではなく、京都の学生のためのアプリ「KYO-DENT」に登録することで入手できます。スマホがあればOKなので忘れづらくて安心です。
このアプリには京都の大学生同士で情報交換ができる掲示板や学生限定のクーポン配信、学生におすすめのスポットを紹介するマップなどさまざまな機能が用意されています。京都市キャンパス文化パートナーズ制度の会員証もそんな機能のうちの一つです。以下から無料でダウンロードできるので、ぜひ活用してみてください。