【法学部】公務員試験合格への道はどのように開かれた? 公務員内定者報告会が開催されました!
2024.01.19

法学部は公務員志望の学生へのサポートが充実しています。今年度、公務員試験に合格した学生と、元京都府知事の 山田 啓二 教授が公務員を目指す学生に向けてアドバイスを送るイベント「公務員内定者報告会」が開催されました。イベントに登壇された学生は、いずれも法学部 4年次、藤本 裕太郎さん(内定先:高知地方法務局)、伊達 鮎美さん(同:国家公務員一般職、検察事務官)今川 結花さん(同:京都市役所)の3人です。インタビュー形式で内定までの道のりを教えてくださいました。
(学生ライター 法学部 1年次 本多 亜呂羽)
公務員を志望した理由は?
藤本さん:法学部の授業で登記について学んだことをきっかけに、法務局に興味を持ち、国の運営側の観点から仕事をしてみたいと考え、志望しました
伊達さん:リーガルライティングという授業で、ロースクール(法科大学院)を目指す学生と切磋琢磨しながら答案を作ってきました。ロースクール(法科大学院)進学と国家公務員一般職への就職で迷いましたが、検察事務官の仕事は法学部で学んできた知識がアドバンテージとなる上に、法律を扱う仕事であることから志望しました。
今川さん:父親が地方公務員だったため自分にとっては身近な仕事であり、山田啓二ゼミでの学びの中でも自分の職業として公務員に興味を持ち始めました。京都に住みたかったので、京都府内の役所を中心に受験しました。
伊達さん:リーガルライティングという授業で、ロースクール(法科大学院)を目指す学生と切磋琢磨しながら答案を作ってきました。ロースクール(法科大学院)進学と国家公務員一般職への就職で迷いましたが、検察事務官の仕事は法学部で学んできた知識がアドバンテージとなる上に、法律を扱う仕事であることから志望しました。
今川さん:父親が地方公務員だったため自分にとっては身近な仕事であり、山田啓二ゼミでの学びの中でも自分の職業として公務員に興味を持ち始めました。京都に住みたかったので、京都府内の役所を中心に受験しました。
いつ頃から公務員試験の勉強を始めましたか?また、どのように取り組みましたか?
藤本さん: 3年次の5月あたりから本格的に始めました。出題頻度が高いものから優先して取り組みました。
伊達さん:3年次の8月から勉強を始めて、9月から本腰を入れました。法律系の勉強はテキストが届いた日に終わらせるくらいすぐに取り組みました。
今川さん:4年次生になる直前から法律分野を重点的に勉強しました。
伊達さん:3年次の8月から勉強を始めて、9月から本腰を入れました。法律系の勉強はテキストが届いた日に終わらせるくらいすぐに取り組みました。
今川さん:4年次生になる直前から法律分野を重点的に勉強しました。
面接対策はどのように準備しましたか?
藤本さん:4年次の5月はほぼ毎日面接の練習に費やしました。
伊達さん:3年次の1月ごろには自己分析、話したいことなどをまとめておきました。筆記試験に合格してから、学内の資格講座や本学の進路・就職支援センターで模擬面接を受けました。加えて山田先生の面接対策(模擬面接)も受けました。
今川さん:面接の練習自体はしていませんが、民間企業の採用面接で場数をこなしました。
伊達さん:3年次の1月ごろには自己分析、話したいことなどをまとめておきました。筆記試験に合格してから、学内の資格講座や本学の進路・就職支援センターで模擬面接を受けました。加えて山田先生の面接対策(模擬面接)も受けました。
今川さん:面接の練習自体はしていませんが、民間企業の採用面接で場数をこなしました。
公務員志望の法学部学生に向けてアドバイスをお願いします。
藤本さん:いろんな講義を幅広く履修しておいたことが、自分の進路選択につながりました。
伊達さん:1年次、2年次の時間を無駄にすることなくしっかり勉強すること、苦手分野を克服することが大切です。
今川さん:試験勉強に早めにとりかかっておくことと、自治体によって試験の形態が全然違うので、それを知っておくことが重要だと思います。
伊達さん:1年次、2年次の時間を無駄にすることなくしっかり勉強すること、苦手分野を克服することが大切です。
今川さん:試験勉強に早めにとりかかっておくことと、自治体によって試験の形態が全然違うので、それを知っておくことが重要だと思います。
続いて、かつては京都府知事として採用する側の立場であった山田先生から参加者にアドバイスとメッセージが送られました。

公務員にはどのような人材が求められているのか
求められる人物像は、変化の激しい社会に対応できる人材。変化し続け、多様化する社会においては、柔軟性があり、バランス感覚の良い人、メンタルが強く、コミュニケーション能力のある人が求められる。
面接で大切なこと
今回登壇した3人とも質問に対して的確に具体的に簡潔に応えることが出来ている。相手の問いに対してしっかりと返答する事は難しく、緊張から的外れなことを言ってしまう人も多い。面接官は、コミュニケーション能力や、ポジティブかネガティヴかも含め、その人の考え方を見ている。そのために授業での学び、サークルやゼミ活動などで自分を作り上げていくことが必要。
自分の何を主張するべきか
面接では相手をリスペクトすることが必要不可欠である。例えば就職したい役所で面接を受ける際に、自分がその地域でどのように仕事をしたいのか、ビジョンを持っておくが大切。また、アルバイトはガクチカ(学生時代に力を入れたこと)ではありません。ガクチカを聞かれたときに、大学生活や学問においてどのようなことに取り組んできたかを主張してほしい。
山田先生は最後に「社会で一番大切なのは、コミュニケーションを上手くとり、チームのみんなで仕事ができるかどうかということです。難しいことだとは思いますが、大学での生活を通してコミュニケーション能力を向上させたり、自分の強みを見つけたりしてほしいと思っています。」と参加学生にエールを送られました。
今回のイベントは、先輩方の声を聞ける良い機会となりました。私自身、法学部生であり進路を明確に決めているわけではないため、今後、職業選択をする上でとても参考になりました。山田先生のお話は、パワーがあり元気をもらえるものでした。今回のイベントに登壇され、取材に協力してくださった内定者の皆さんの今後益々の活躍を期待しています。
今回のイベントは、先輩方の声を聞ける良い機会となりました。私自身、法学部生であり進路を明確に決めているわけではないため、今後、職業選択をする上でとても参考になりました。山田先生のお話は、パワーがあり元気をもらえるものでした。今回のイベントに登壇され、取材に協力してくださった内定者の皆さんの今後益々の活躍を期待しています。