【経営学部】松高ゼミ生の記事が日本経済新聞に掲載!「AI活用が進む社会で価値をどう創造するのか?」

2024.08.20

経営学部の松高ゼミでは、「考える力、伝える力」の育成を目指しています。その一環として、日本経済新聞未来面(読者と企業経営者がともに議論する紙面)でシリーズとなっている、企業のトップから提供される課題に対して読者がアイデアを400字でまとめるという企画に、2年次、3年次ゼミ生全員が春学期に取り組みました。

事前学習として、株式会社日経HRの講師による「就活と仕事で役立つ文章の書き方」というテーマで文章講座を実施いただき、基本的な文章の書き方から自分ならではの意見の作り方といった内容で、添削も行っていただきました。

「文章を書く」となるとどうしても一般的な主張になりがちですが、何のために書くのかを意識し、人の心に残り、人を動かす文章であることという点を心がけ課題に取り組みました。

今回、挑戦したのは、日本特殊陶業株式会社の川合 尊社長の「AI活用が進む社会で価値をどう創造するのか?」という課題でした。そして、応募の結果、経営学部3年次 藤田 悠斗さんのアイデアが採択され、2024年7月22日付 日本経済新聞朝刊に掲載されました。

藤原さんの「自分ならではの魅力」というタイトルのアイデアについて、川合社長は次のようにコメントしています。
「『自分ならではの魅力』というのは『個性』とも言い換えられると思います。存在意義を主張することは、AIにはない、とても人間らしい行為だと感じました。会社においても、今やっている業務の中で自分の存在意義を見据えて目標を達成するということは本人の満足感になり、会社の業績にもつながります。」

次の秋学期にも、この企画に再度チャレンジします。一人でも多く採択されるよう取り組みます。松高ゼミでは、これからも「考える力、伝える力」を身に付ける取り組みを続け、社会で活躍する人材の育成を目指していきます。

紙面に掲載された松高ゼミ生の藤田 悠斗さん