ワークショップ「はじめてのSDGs」~AIとSDGs時代の問いづくり~開催報告
2023.07.27
2015年9月の国連サミットで採択された国際目標「SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の理解を通して、皆さんが国際社会の課題に出会い、その解決に向けたアクションを考えるきっかけとなることを目的に、今年度第1回目の『ワークショップ「はじめてのSDGs」』を開催しました。
開催概要
日時 | 2023年6月28日(水)15:00~16:30 |
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場所 | 4号館4階Innovation HUB |
講師 | 情報理工学部 伊藤 慎一郎 准教授 |
内容 | ①キャンパスを探索して、身近な「SDGs」を発見しよう。
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参加者 | 22人(学生17人、教職員5人) |
今回のワークショップでは、参加者がSDGsの視点を持ちながら身近なフィールドであるキャンパスを観察し、そこで見つけた違和感とともに、持続可能性につながる問いを立てる方法を学ぶことを目的として行いました。
前半は参加者の自己紹介を行ったあと、伊藤先生から今回のワークショップのイントロダクションとして、SDGsに関する基礎的な理解と観察の技法に関するレクチャーを行いました。参加者はグループに分かれてキャンパス内を探索し、SDGsにつながる風景や建物を観察しました。あいにくの雨模様の中、参加者はキャンパスの中でさまざまな「発見」をしていたようです。


後半は、それらの風景を撮影して持ち寄り、そこから持続可能性につながる「問いづくり」を行いました。まずはグループごとに撮影した写真を選び、そこからどんな疑問が生まれてくるのかを話し合い、1つの問いにまとめました。それらの問いをChatGPTに投げかけ、回答を見ながらそこから新たな問いを生み出し、またそれをAIに問いかける、というワークを5回繰り返しました。
ワークショップの最後には、各グループがキャンパス内で発見した風景と、そこから生まれた問いについて、またAIとの対話を通した問いの変化について発表し、他のグループと共有しました。
ワークショップの最後には、各グループがキャンパス内で発見した風景と、そこから生まれた問いについて、またAIとの対話を通した問いの変化について発表し、他のグループと共有しました。




参加者の感想
- 身近なものでSDGsについて考えられることは多いなということがわかった。普段使っているトイレやスイッチなどさまざまな場所からSDGsにつながるものがあり、これからも観察して歩くことも大学にいることの楽しさが増えるかなと感じた。
- SDGsについて、単語は知っていたけれど、内容を全然知らなかったので、まずどういうことがSDGsとして指定されているのかを知ることができた。
- SDGsに対する視点が変化した。私たちのグループはユニバーサルデザインに関わるテーマを掘り下げたので、「誰一人取り残さない」というテーマがあるSDGsの視点で見てみると、街には各所に持続可能性があるデザインが隠れているのだと思った。
- SDGsを身近に感じることができた。ジェンダーレスや多様性というものを掘り下げていくと、背景に宗教的な考えが存在することまで知れたのは、自分の中の視点の大きな変化だった。
このように、本ワークショップでは、参加者が自身の日常生活や環境にSDGsの視点を持ち、問題や課題を見つけることができました。また、AIを活用してさまざまな視点や考え方を知ることができ、SDGsに関する多様なアプローチが可能であることを実感しました。
※この報告記事は、本ワークショップの運営に使用したChatGPTにより作成された文章をもとに作成したものです。
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Tel.075-705-1530
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