【経済学部】社会人基礎力養成ゼミ通信(2)企業訪問で職業観を磨く

2022.12.14

※撮影のため一時的にマスクを外しています

経済学部では、学生が就職活動に向けた実践力を身に付ける機会として、「社会人基礎力養成ゼミ」を開催しています。これは、演習科目履修・未履修を問わず、有志学生を対象として、経済学部教員と進路・就職支援センタースタッフが運営する正課外のゼミ活動です。グループ別研究活動と就活実践講座をサンドイッチ形式で開催することで、社会経済問題に対する経済学的思考を学ぶとともに、就職活動の実践的なスキルを身に付けることを目的としています。

11月1日には、課外実習として株式会社ニッセイコム様と株式会社福井製作所様を訪問しました。ニッセイコムでは、若手社員さんとの交流の場を設けていただきました。福井製作所では、ものづくりの現場を見学させていただきました。これらを通じて、「優良な企業」の具体的なイメージ、企業で働くということ、社会人として必要なことについて学びました。

訪問学生の声(抜粋)

【株式会社ニッセイコム】

  • 今回の企業見学を終えて、私はずっとIT業界に興味がありその現場を実際に見ることが出来ました。特にオフィスで働いている現場を見せていただけたのが非常に参考になりました。お話を聞くうえで自分自身のIT業界への知識不足・勉強不足をかなり感じたので今後勉強し知見を深めなければいけないと感じました。文系からエンジニアになった社員さんのお話を聞いて今まで文系だからとあきらめていた部分が自分にもあったと思うので改めて今後就職する上で検討し、今回聞いたお話を役立てていきたいと思います。
  • 今回の企業訪問で実際に働いている職場を見たり、そこで働く社員の方々からお話を聞けたことで、自分が働く姿をイメージすることができました。自社が行う事業内容だけでなく、IT業界全般についても教えていただきました。システムを作る能力だけでなく、お客様の経営課題を解決するコンサルタント能力もIT企業には必要であるということは全く知らなかったためとても勉強になりました。また、先輩社員の方から営業業務について詳しく教えていただいたので、就活を行う上で参考にしていきたいと思います。

【株式会社福井製作所】

  • 福井製作所についてははじめあまり知らなかったのですが、安全弁という点で世界で必要不可欠なものを作っておられることを知る機会となったとともに、やりがいや福井社長の実体験に基づく社会人としての考え方を学ぶことができ、非常に内容の濃い時間であったと思っています。社会人として何が大切であってどのように行動するべきなのか、その答えは自分にしかわからないという言葉を聞いて、とにかく行動して経験を積んでいかなければならないと改めて実感しました。
  • 企業訪問前は安全弁の重要性があまりよく分かっていなかったのですが、会社の方の「安全弁は最後の砦」というお話を聞いて何か起きたときに安全弁がいかに重要なモノであるかを理解することができました。ものづくり業界において文系学生でも、マーケティングや営業などで関わっていくことができることが分かりました。ものづくりをする上で、チームワークがとても重要なことであることが分かりました。