【国際関係学部】学部の学びを超えて活躍する4年次 森賀 優太さんを取材しました!

2022.06.17

5月29日(日)、循環型社会について学ぶイベント「教えて先生!循環型社会ってなんですか!?」が開催されました。このイベントの企画から運営までをすべて一人で行った国際関係学部4年次生の森賀優太さんを取材しました。
国際関係学部4年次生の森賀優太さん(「町家 学びテラス・西陣」にて)

「国際関係」に興味を持ったきっかけを教えてください。

高校生の時に地元の県が主催する研修旅行でハワイに行きました。ハワイが観光地として知られている一方でスラムや経済格差が大きいところを目の当たりにしたことがきっかけで「国際関係」に興味を持ちました。

今回のイベントを企画されたきっかけを教えてください。

イベントでファシリテーターとして取り組む様子

本学学外拠点「町家 学びテラス・西陣」で他大学の学生や企業の方が集まる場での交流をとおして、大学外のイベントに参加するようになりました。そして、地域イベント「プレシャス・プラスチック」について知り「面白そう!」という興味をもったのがきっかけです。

去年1年間は「エシカル消費」について研究してきましたが、買う・使う(消費)という分野だけに焦点をあてたものでした。解決策を考えたときに1つの要素になったのが「循環型社会」です。ただ、「循環型社会」については何も知らなかったので、以前「プレシャス・プラスチック」のイベントで出会った講師の方をお呼びして、「プレシャス・プラスチック」から「循環型社会」について学ぶことが出来ればと考え、今回のイベント「教えて先生!循環型社会ってなんですか?」を開催しました。

イベントを主催してご自身にとってプラス(成長)につながったことは?

自分が成長したのかはまだ分かりませんが、タイムスケジュール管理やスムーズな運営を努めて今回のイベントを成功させることができました。また、初めてイベントの主催者側になって多大な経費がかかることも学びました。

「国際関係学部の学び」の魅力とは?

学部の魅力の1つとして「海外フィールド・リサーチ」は外せません!

国際関係学部に入学して約1年間で国際関係学の外側の部分を勉強し、実際に海外の研修先で国際問題の現状を学べることは良いところです。私は、カナダ・アルゴマ大学でボランティア活動に参加しました。帰国してからも積極的にボランティア活動に取り組むようになりました。

大学生活では、学生と先生の距離が近く親身に相談にのっていただけます。何かをやりたいと提案した時は力を貸すよと応援してくださる先生方も多く良い環境です。学生と教員の信頼関係があるので、質問もしやすく安心して授業を受けています。

国際問題を考えるうえで、普段から心掛けていることは何ですか?

批判的思考で物事をみることを心掛けています。多様な角度で物事をみている友人から情報を得ることや授業で学んだ「個人レベル・国家レベル・国際レベルの視点や観点」は国際問題を考える上で活かされています。

今後の抱負を教えてください。

プレゼンテーションの様子

青年海外協力隊に挑戦したみたいと考えています。

国際関係学を勉強しようと思ったきっかけは経済格差を目の当たりにしたこともあって、現在も存在する社会問題に対してプレイヤーとして活躍していきたいと考えています。経済格差を是正する役回りなのかもしれませんし、環境教育に関するお仕事をする可能性もあるかと考えています。

また、機会があれば国際的な貿易を行っている事業者、特にフェアトレードで商品を輸入し、販売している事業者で働きたいと考えています。

最後に、国際関係を学ぶ学生の皆さんへ一言お願いします!

個性を伸ばしてほしいです。同級生には面白い人たちがたくさんいるので積極的に交流することを大切にしています。興味のある分野に飛び込んで個性を見つけてください!