進学情報誌『CAREER×CAREER(キャリキャリ)2021年度版』に国際関係学部生のインタビューが掲載されました
2020.12.03
女子高校生のための経済・経営・商学系進学情報誌『CAREER×CAREER(キャリキャリ)2021年度版』(株式会社アローコーポレーション)に、福西あさひさん(国際関係学部・2年次)のインタビューが掲載されました。
歴史・文化・政治などの知識と 語学力を武器に、世界経済を考える
講義では「今、国際社会で起きている事象を、学習した理論にあてはめて考えること」の重要性を教わっています。例えばアメリカのTikTokアプリの規制問題。利用者のデータが中国へ流れることへの安全保障上の懸念と、マイクロソフトによる買収の行方が注目されましたが、このニュースの裏には米中貿易摩擦という政治と経済の問題があります。こうした事例を理論にあてはめて分析することで、広く国際社会を捉える力が身についたのを実感しています。現在はEUやASEANなど、異なる背景を持つ多様な国々が経済によって結びついている「地域統合」に興味があり、地域統合論を軸にヨーロッパ論や東南アジア論を学んでいます。国際関係学部で経済を学ぶ意義はまさにここにあって、歴史や文化、宗教、政治など、経済の背景を包括的に見られるようになることが最大のメリットだと感じています。今後はどちらかの地域に対象を絞って、統合体としての意義や現状、抱える課題などについて学びを深め、将来は知識と語学力を生かして海外で働きたいと考えています。
Q1 この大学・学部を選んだ理由は?
好きな英語を“生かせる”分野は何だろう?と考えたときに、語学力を伸ばすだけではなく、視野を広げながら自分の興味・関心を掘り下げていける国際関係学部に魅力を感じました。1年次に経済や政治、社会文化などを幅広く学べるので、2年次以降に興味のある分野を絞りやすいことも、この学部を選んだ一因です。
Q2 この大学・学部の魅力は?
英語を使って専門分野を学ぶ交換留学制度や、1年次に必修の「海外フィールド・リサーチ」があることです。私はASEAN経済共同体をテーマにタイでの実習に参加。コロナ禍でホームステイや企業訪問は中止になりましたが、歴史や文化を踏まえながら現地の経済を肌で感じることができました。
Q3 コロナ禍で授業はどう変わった?
春学期は全面オンライン授業となり、レポートの量が増えました。授業で得た知識を自分なりにかみ砕いてアウトプットする機会が増えたことで理解が深まり、より効果的に学べたのではないかと思っています。また勉強と家事の両立で効率よく時間を使えるようになったことは、通学が再開した現在にも生かせています。


福西あさひ
滋賀県 近江兄弟社高等学校出身
国際関係学部 国際関係学科 国際関係・経済コース 2年
国際関係学部 国際関係学科 国際関係・経済コース 2年