18 『地理風水家相一覧』

天保5年(1834)刊。大坂で活躍した易占家で家相家の松浦東鶏の書。土地や家屋の方位による吉凶を記す。中国から伝来した風水は、近世日本で家相として独自の発展をとげる。松浦東鶏とその甥の松浦琴鶴が多くの家相に関する著作を刊行したことが、家相の隆盛をもたらしたとされる。
(村上 紀夫)
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