京都産業大学ギャラリーは所蔵品の活用と、京都産業大学の博物館学芸員課程の学生による展示実習の成果報告を兼ねた「謎の屏風展」を2025年9月16日から開催いたします。
リリース日:2025.09.11
本件のポイント
・本展では、京都産業大学ギャラリーが所蔵する作者未詳の大型の屏風作品を複数公開いたします。これらの屏風は、一風変わった絵柄の組み合わせが特徴で、描かれたモチーフや構成から汲み取れる意図や背景には不明な点が多く残されています。作品の成立過程も含めて謎に包まれており、今後の研究がまたれる貴重な資料として注目されています。
・展示される屏風群は、大型で見応えのある作品であるだけではなく、通常とは異なる落款が確認されているものもあり、同一の作者によるものか、あるいは後世の加筆があるのかなど、鑑賞者に多くの問いを投げかける作品となっています。まさに「謎の屏風展」の名にふさわしい、未解明の美術資料群であると言えるでしょう。
・本展は、京都産業大学で博物館学芸員課程を履修する学生が、学芸員資格取得に必要な「博物館実習」の一環として、学生自身が展示の一部を、企画・構成・展示しています。展示実習では、展示資料の調査、解説文の作成、展示空間の設計などを通じて、学芸員としての実務能力を養うことを目的としています。また、実習生展示には、学生ならではの視点が込められた展示は、来場者に新たな鑑賞体験を提供します。
イベント概要
京都産業大学ギャラリー 所蔵品展・博物館実習生展示
・開催期間 2025年9月16日(火)~10月4日(土)
・開催時間 10:00~16:30 ※水曜日のみ13:00~16:30
(いずれも入館受付は16:00まで)
・休 館 日 日曜・祝日
・場 所 京都産業大学ギャラリー(京都市下京区中堂寺命婦町1-10 むすびわざ館2階)
・入 館 料 無料
・主 催 京都産業大学ギャラリー
プレスリリースの詳細は以下をご確認ください。