創部5年で受賞多数!SNSで話題のよさこいサークル「むすびのかみ」

「むすびのかみ」の演舞本番の様子

高知県発祥の踊り「よさこい」。今や全国に広がり、たくさんの学生団体があります。本学のよさこいサークル「むすびのかみ」は、創部から5年という中で全国各地の大会で多数の賞を受賞しています。そんな「むすびのかみ」代表の現代社会学部2年 福島 碧(ふくしま・あおい)さんと、学生インストラクターの外国語学部2年 郡 杏樹(こおり・あんじゅ)さんに、よさこいの魅力や普段の活動についてインタビューを行いました。

高知のよさこいを追求する「むすびのかみ」

鳴子は演舞中に手に持って鳴らします。
「むすびのかみ」は本場高知のよさこいを追求しています。高知のよさこいは鳴子(なるこ)を持って前に進む踊りで、人数が多いほど、動作が揃ったときの迫力が増します。
鳴子を手に持ち、前に進みながら踊ります。
よさこい祭りでは、人数が少ないとエントリーができないこともあるそうです。2019年度の発足当初は人集めに苦労したそうですが、2024年3月現在は、踊り子36名とスタッフ4名が在籍。よさこいサークルとしては小規模ながら、華やかな演舞ができる人数になりました。ちなみに現在の男女比は100%女性ですが、過去には男性も在籍していたそうです。男女とも同じ演舞内容に取り組みます。

未経験の部員が大半!上手くなれる秘訣

「むすびのかみ」には、ダンスやよさこい経験者が数人いますが、ほとんどの人が入部してからよさこいを始めています。高校時代に文化系の部活動の所属だった学生も多数在籍。鳴子の持ち方や鳴らし方、基礎的なステップから始め、演舞を習得していきます。
学生インストラクターの郡さん(左)と代表の福島さん(右)。「私たちも高校時代は文化系の部活動所属でした」。
監督を務めるのは、全国各地のよさこいチームのプロデュースに携わっている、日本舞踊家の藤間 楊輔(ふじま・ようすけ)さん。日々の練習は、部員の中から選ばれる学生インストラクターが中心となって指導します。

「むすびのかみ」が大事にしているのは、チームの動きを完璧に揃えることです。腕の高さや角度、動く速度、列の並びなど、細かく気を配ります。練習を重ねた末に、難しいフォーメーションが完璧に揃ったときは大きな喜びを感じるそうです!
練習では、インストラクターが前に立ち、振り付けが揃っているかをチェックします。
次年度、新入生加入後の初舞台は、2024年8月に行われる「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2024」の予定です。初舞台に向けて、新曲の演舞をみんなで練習していきます。

「むすびのかみ」にしかできない華やかな独自の演舞

現在40人弱で活動している「むすびのかみ」。他団体より人数が少ないですが、メイクや髪、衣装にこだわり迫力を出せるように工夫しています。また、少人数ならではの独自のフォーメーションも特長です。珍しいフォーメーションと息の揃ったパフォーマンスが話題になり、SNSにアップされた動画がバズったこともあります。
華やかな衣装にメイク
そんな実力派チームの「むすびのかみ」。2022年3月に開催された「第18回京都さくらよさこい」で、見事「準大賞」を勝ち取りました。2023年8月26・27日に開催された「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2023」でも、100以上のチームが参加する中、「パフォーマンス賞」を受賞するなど、数々のよさこい祭りで受賞しています。

「まだまだ出場していないよさこい祭りも多いので、今年はいろんな祭りに出場して、いろんな人に『むすびのかみ』を知ってほしいです。そして、演舞の幅を広げるためにも、人数をもっと増やしていきたいです。」と、代表の福島さんは意気込みます。

▼2023年8月26・27日に開催された「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2023」の様子

よさこいを通して人間的に成長できた

学生主体で活動している「むすびのかみ」ですが、監督の藤間さんを始め、メイク、ポスター制作、動画編集などプロによるサポートを受けています。代表の福島さんは「社会人からの支援がある大学のサークルはなかなかありません。本格的な指導を受けられる環境は貴重です」と語っていました。
笑顔で踊る「むすびのかみ」の部員
学生インストラクターの郡さんは、サークルに入る前は人前に出るのが苦手なタイプだったそうです。「今でも、ステージを前にすると緊張はしますが、堂々と踊ったり話したりできるようになり、自分自身の成長を感じています。『むすびのかみ』での経験は、『自分を変えたい』と思っている人に本当にお薦めです!」と、新入生へのメッセージを話してくれました。

新歓祭のステージ発表で、「むすびのかみ」の演舞を生で見られます。気になった学生は、ぜひ見に行ってください。一度ステージを見れば、魅了されること間違いなし!

京都産業大学の「むすびのかみ」は本場の高知のよさこいを追求しており、プロのサポートも手厚いため、ここでしかできないことが多いと思いました。学生主体で運営している部分も多く、人間的にも成長できそうで素敵だなと思い、私も「むすびのかみ」に入りたくなりました。

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