K-POPダンスサークル「K21」が全国優勝!リーダーのTSUBASAさんにインタビュー

UNIKP関西予選の舞台裏にて。K21の出場メンバー

2023年3月1日、東京都で行われた大学対抗K-POPダンスの祭典「UNIKP(ユニケーピー)」にて、京都産業大学のK-POPダンスサークル「K21(ケイトゥーワン)」のBOYSチームが全国優勝を果たしました!今回は、そんな注目の的であるK21のリーダー 経営学部3年次生の木山 翼さん(以下、活動名のTSUBASAで表記)にインタビューを行いました。

近年、K-POP人気が熱を帯びています。高度なパフォーマンスと最先端の振り付けは、学生たちの心を鷲掴みにしています。
本学のK-POPダンスサークル「K21」は、神山祭や新歓祭など、学内でパフォーマンスを披露しています。見たことがある方もいるのではないでしょうか。K-POPダンスへの熱い思いをTSUBASAさんに伺いました。
K-POPサークル立ち上げや運営への熱い思いを語るTSUBASAさん

K21はどんなサークルですか。

K21は、現在230人ほどが所属しているK-POPダンスサークルです。BOYSチームとGIRLSチームに分かれていて、さらにBOYSチームは約5チーム、GIRLSチームは約10チームのグループに分かれています。各グループをまとめるリーダーは、ダンス経験者を中心に指名し、指揮をとる形で運営しています。今回、UNIKPには、BOYSチームとGIRLSチームからそれぞれ1チームがエントリーし、BOYSチームが優勝できました。

K21はどのように発足したのですか。

私が入学した当時、本学にK-POPを専門とするダンスサークルがありませんでした。そこで、入学前からSNSで呼びかけてみたところ、20人ほど集まり、サークルを立ち上げることができたんです。

サークルを立ち上げてまで、K-POPダンスがやりたかったのですね!

はい。実は、私がK-POPダンスに初めて出会ったのは高校生の頃です。息のそろったパフォーマンスと、かっこいい振り付けに憧れて始めました。経験は浅いのですが、K-POPダンスに夢中になっています。他のメンバーもダンス経験者は少なく、大学から始めた人も多いです。
UNIKPで優勝し、全国第1位を受賞するTSUBASAさんとサークルメンバー

改めて、このたびはUNIKPでの優勝おめでとうございます!大会について、詳しく聞かせてください。

ありがとうございます!私たちはサークル創立以来、「全国のK-POPダンスサークルで1位になること」を目標に頑張ってきたので、喜びもひとしおでした。UNIKP は、2018年に日本でスタートした、大学対抗K-POPコピーダンスユニット日本一決定戦です。

私たちK21のBOYSチームが優勝したのは、UNIKP 2022-23 vol.6。2022年12月6日に関東予選、同月26日に関西予選が行われ、予選を勝ち抜いた関東枠9チーム・関西枠2チームが2023年3月1日に東京の品川ステラボールで行われる決勝戦に進みます。予選・決勝戦共に、観客からの会場投票と審査員投票を合わせて順位が決まります。
 
私たちは、関西予選をトップで勝ち抜きました。決勝戦では、出場大学の多くが関東の大学で、観客もその知り合いが大半を占めている様子、関東のチームが舞台に上がるたびに、大きな歓声が上がり、会場投票は不利な状況だなと思いました。
 
ですが、最終的に審査員投票のみならず会場投票でも1位を獲得することができたんです!驚きました。私たちの優勝が発表されたとき、感極まって泣いているメンバーもいました。私は驚きが勝ってなかなか実感が湧かなかったのですが、優勝者インタビューの際にやっと実感し涙が出てきました(笑)。

▽K21 BOYS UNIKP 2022-23 vol.6 FINAL動画  ©UNIKP実行委員会

ダンスへのこだわりを教えてください。

K-POPダンスサークルは年々増えてきており、どの大学にも大体一つはあります。どれだけ上手く原曲のアーティストの振り付けを真似るかに重きを置いているサークルが多いですが、私たちは「原曲のパフォーマンスより壮大に」を心掛けています。原曲の振り付けを所々入れながら、アクロバットを取り入れて迫力を出しています。さらに、曲を独自に解釈し自分たちだけのストーリー性を込めたパフォーマンスを作り出しています。
UNIKP決勝戦でのパフォーマンスの様子
UNIKPでは、予選2曲と決勝3曲を自分たちで選曲します。今大会の選曲でのストーリー性の例を出すと、1曲目にはデビューしたばかりのアーティストの楽曲を選び、飛躍を目指す自分たちを表現。2曲目は、「自分たちが一番かっこいい」というメッセージ性のある明るい楽曲を使用し、その心意気でパフォーマンスしました。
決勝の1曲目はダークな曲で、華やかさの裏にある苦悩を表現。次の曲は韓国語の曲名が「どけ!」という意味で、関東地区というアウェーな状況下で自分たちが道を切り開く力強さを出しました。最後は「勝利の宴」がテーマの曲を選び、優勝への思いを込めました。
 
決勝戦の1位受賞の際には、審査員の方から「選曲やパフォーマンスからストーリーを感じ、自分たちの物になっていた」とのコメントをいただき、私たちのメッセージを見ている人に伝えられたことがうれしかったです。

ダンスを練習していく上で苦労したことは何ですか?

今回出場したK21のBOYSチーム19人の中には、私と後輩の2人しかダンス経験者がおらず、初心者が多かったです。サークルではありますが、練習はかなりハードに真剣に行っているので、初心者メンバーにとってはきつかった部分もあるんじゃないかと思います。
ダンスを練習するK21のメンバーとTSUBASAさん。
私個人としては、100人超えという大所帯のサークルをまとめるのに苦労することがありました。人数が多いので、個人やチームごとにいろいろな意見が出ます。リーダーである私が判断に迷ってしまうとメンバーに不安が広がってしまうので、自分の判断に自信を持って、堂々と振る舞うようにしています。

これからのK21の全体の目標や目指すところはありますか?

今回、サークル創立時の目標であった「全国のK-POPダンスサークルで1位になる」という目標を達成できたので、その上は何を目指すか、とメンバーとも話し合いました。その結果、今年の6月に開催されるUNIKP 2023 vol.7で優勝、さらにその次の冬のUNIKP vol.8でも優勝し、三連覇することを目標にしています!
現在所属するメンバーだけで150人を超え、先日行われた体験会にも120人もの新入生が来てくれたというK-POPダンスサークル「K21」。サークルがバラバラにならないよう、ゆるがない信念で引っ張るTSUBASAさんの努力は計り知れず、そのカリスマ性が光っていました。今後のK21、そしてTSUBASAさんの活躍に期待です。
また、サークルを自ら立ち上げるという行動力に大きな刺激を受けました。在学生の皆さんも、やりたいことに積極的にチャレンジしてみてくださいね。

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