2022.05.10
カルチャー京都の夏といえば「川床」で決まり!おしゃれ・おいしい・リーズナブルな飲食店3選
京都の夏の風物詩といえば「鴨川納涼床」。鴨川を眺め、風を感じられる特別な席で食事をいただくことができます。京料理や会席料理など敷居の高いお店が多いのですが、学生でも楽しめるお店もあります。本記事では「おしゃれ」「おいしい」「リーズナブル」なお店を紹介。納涼床の歴史も踏まえて京都の夏を楽しみましょう!
約400年の歴史を持つ、鴨川納涼床
※川床は、鴨川では「かわゆか」、貴船や高雄では「かわどこ」と読みます。また、鴨川納涼床は一般的に「ゆか」と呼ばれています。
イタリア発ジェラートのお店「BABBI GELATERIA KYOTO(バビ ジェラテリア キョウト)」
「BABBI」は、イタリア発のウエハース&スイーツ店。元々はアイスクリームのコーンを製造する会社として始まり、今ではその製法を生かしてジェラートだけでなくウエハースのお菓子も販売されています。全国の百貨店にショップがありますが、実はカフェとして店舗があるのは京都だけなんですよ。
お店のおすすめフレーバーはピスタチオ。BABBIといったらこの味!といっていいほど一番人気のフレーバーです。注文時、プレーンのコーン、カカオのコーン、またはカップから選ぶことができます。今回私は、上にアマレーナ、下にピスタチオ、プレーンのコーンを選びました!
ピスタチオはとても濃厚。ピスタチオペーストやソースは本場イタリアの工場で製造されたものを使用しているそうです。素材そのものの味を大切にしたいというこだわりが感じられました。アマレーナはチェリーがそのまま入っていて、食感を楽しむことができます。少し洋酒の香りもして大人っぽい味わいでしたよ。
BABBI GELATERIA KYOTO(バビ ジェラテリア キョウト)
住所:京都市下京区木屋町通四条下ル斉藤町134
営業時間:11:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日:不定休
BABBI GELATERIA KYOTO HP
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川床情報
席料:1人550円
予約:不可
フランスと京都のカルチャーを融合した「Kawa Café かわカフェ」
小さなブルーの看板の奥に伸びる細い路地を進むと、「Kawa Café かわカフェ」があります。築120年以上の歴史を持つ町家を改装した建物は窓が大きくて開放感バツグン!店内からは、青い空と鴨川が目の前に広がります。
私が選んだのはキッシュサーモン。厚さ約4.5cmとかなり大きめでびっくりしました!生地は一から手作りされているそうで、皮はパリパリ。中には、ふわふわの卵とほうれん草、サーモンが入っています。とってもボリューミーですが、ディルという香草やパセリ、レモンの爽やかな香りが絶妙にマッチしていて、ペロリと完食しました!
Kawa Café かわカフェ
住所:京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町176-1
営業時間:10:00~23:30ごろ(※川床の営業時間は23時まで)
定休日:無休
HP:Kawa Caféかわカフェ HP
川床情報
席料:2022年は無料
予約:可(席の指定は不可)
タイ料理が80種類以上!初心者も気軽に楽しめる「バーン・リムナーム」
他にも、甘酸っぱくて彩り鮮やかな春雨サラダのヤムウンセンや、スパイシーで酸味あるスープのトムヤムクンなど、タイの惣菜がたくさんついています。デザートは、ココナッツミルクに甘いカボチャと2種のタピオカが入ったもの。食べたことのないスイーツでしたが、優しい甘みが口いっぱいに広がって、食後にぴったりのお味でした。
バーン・リムナーム
住所:京都市下京区西石垣通四条下ル斉藤町140-28
営業時間:11:30~13:45、17:00〜19:45
定休日:月曜
バーン・リムナームHP
川床情報
席料:1人550円+1ドリンクオーダー制
*席料込プランもあり。昼:ランチセット(1,800円〜/席料込)、夜:コース料理(4,070円〜/席料込)
予約:可(ただし日によって条件変更あり。詳しくはホームページ内「◎鴨川納涼床のお知らせ」参照。
鴨川納涼床は敷居が高いイメージがありましたが、大学生でも楽しめるお店がたくさんあり、うれしい発見でした!川風を感じながら納涼床で楽しむ食事は、特別な思い出になりそうです。せっかく京都にいるからには、一度は体験してみたいですね。夏の期間しか楽しめないので、鴨川散歩と合わせてぜひ訪れてみてください。