就職活動には京都産業大学の就職サポートをフル活用しよう!

左から、進路・就職支援センターの豊田 亮太さん、学生就職アドバイザーの奥東 走さん(経営・4年次)、学生広報スタッフの鈴木 悠真。※撮影時のみマスクを外しています。

2022年3月1日0時。就職活動の企業説明会やエントリーの情報が解禁になる2023年卒の就活解禁日を迎えました。今回は、1月に京産大の恒例行事「2022就活祭」を開催するなど、京都産業大学の手厚い進路・就活支援についてインタビューを実施。就活で早めのスタートを切った人、何から始めればいいか分からず焦っている人、1年次生や2年次生もぜひチェックしてください!

京都産業大学の伝統行事「就活祭」

1月29日(土)、京都産業大学で開催された「2022就活祭」。学生就職アドバイザーと卒業生が開催する就活イベントです。イベントの内容や京都産業大学の就活サポートについて、学生就職アドバイザーの奥東 走さん、進路・就職支援センターの豊田 亮太さんに取材しました。

——始めに学生就職アドバイザーについて教えてください。

豊田さん:就活生を応援する学生ボランティアスタッフです。就活を終えた4年次生から毎年募集していて、今年で22期目になります。10月から翌2月末という短い期間ではありますが、身近な先輩に就活の悩みを気軽に相談できるように、という意図で活動しています。

奥東さん:私は3年次生の9月から進路・就職支援センターを利用していて、就活を終えたタイミングで担当アドバイザーの方に声をかけられたことがきっかけで志願しました。

——先日行われた「就活祭」について教えてください。

豊田さん:2023年卒の就活が本格化する3月1日の採用情報解禁に先駆け、学生就職アドバイザーと卒業生が主体となって開催した就職支援イベントです。毎年2月頃に開催していて、今回で20回目を迎えました。今年はコロナの影響を受け、オンラインでの開催となりました。例年、主に3年次生約1,000人が参加するビッグイベントです。もちろん1年次生、2年次生の参加も可能です。

奥東さん;私は学生就職アドバイザーの全体リーダーを務めました。「就活祭」に参加した人が後日学生就職アドバイザー相談会(後述)に来てくれて、やりがいを感じましたね。今年のイベントでは、「OB・OG訪問会」「就職活動丸わかり講座」「模擬面接」「ES(エントリーシート)対策講座」「公務員模擬試験」「学生就職アドバイザーによる質問・相談会」を行いました。

——いろんなコンテンツがあるのですね。特におすすめはありますか?

豊田さん:社会人として働いている卒業生に話を聞く「OB・OG訪問会」は、卒業生が大学に来てくれる貴重な機会です。ぜひ参加してほしいです。

奥東さん;「模擬面接」では、学生就職アドバイザーが本番さながらの模擬面接をしてくれます。面接時のマナーや話し方はもちろん、話す内容についても個別にフィードバックしてもらえるのでおすすめです。

「2022就活祭」に参加してみました!

今回私は事前予約が不要で気軽に参加できる「2022就活祭」の「ES(エントリーシート)対策講座」と「就職活動丸わかり講座」に参加しました。

ES対策講座

「ES対策講座」では、就活の第一関門であるESについて講義形式で話を聞きました。本学の4年次生で輸送、サービス、情報通信、金融業界に内定した方たちが各回2名ずつ講師を務め、ESで簡潔に自分の魅力を表現する方法を学びました。(ES対策講座は1日3回実施) 企業の担当者は何千何百のESを見るため、一つのESにあまり時間がかけられないのが現実だそうです。「あいまいな表現を避け、冒頭に自分を表す言葉を端的に入れる」ことで、自分がどんな人間か、何を伝えたいのかを分かってもらいやすくすることが重要とのことでした。 また、文章全体の構造としては「PREP法」を意識することが大事だそうです。PREPとは、結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の頭文字を取っていて、この順番にまとめると論理性のあるESになります。普段の勉強やゼミ活動、アルバイトに関することなどでも、伝え方を工夫することで選考通過できることを学びました!

「就職活動丸わかり講座」

「就職活動丸わかり講座」は、本学4年次生で建設、金融、メーカー、輸送、流通、商社業界に内定した方たちが各回2名ずつ講師を務めました。(就職活動丸わかり講座も1日3回実施)
就活における月別のスケジュールをはじめ、定番質問である「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「自己PR」「志望動機」についての考え方、身だしなみなどについて学ぶことができました。
その他、講座の中で、先輩方が実際に体験した事や就活中にやるべき事、失敗談を聞く機会があり、交通費やリクルートスーツ、書籍購入や写真撮影などで想像以上にお金が必要なことや、筆記試験の対策不足で試験に落ちてしまったなど、ネットを検索するだけでは知ることができないリアルな情報ばかりでとても参考になりました。質疑応答も活発に行われていて、就活を始める学生だけでなく、1~2年次の学生も参加した方がいいイベントだなと感じました。

就職支援サポート① 学生就職アドバイザーへの相談(10月~2月の期間のみ)

相談会で奥東さんは、自分が就活でやってきたことや思ったことを交えながら、フレンドリーな雰囲気で話すように心がけているとのこと。

——今年の「就活祭」は終了しましたが、普段の就活支援についてもお聞きしたいです。 学生就職アドバイザー相談会について教えてください。

奥東さん;就活生の中には、「いきなり進路・就職支援センターに相談するのは緊張する」という人もいますよね。相談会は最近就活を終えたばかりの4年次生に相談できる会で、10月から2月末までの期間で水曜日以外の平日に行っているものです。

——どんな相談者が多いですか?

奥東さん:相談に来てくれるのは3年次生が中心ですが、1年次~2年次生もいれば4年次生もいます。相談時間も5分からじっくり1時間までいろいろです。リピーターの方もいます。対面での相談は予約不要なので、ふらっと立ち寄る方もいます。

学生就職アドバイザー相談会

進路・就職支援センター内(13号館4階)
10月~2月頃までの水曜日を除く平日12:30~17:30
※対面相談は予約不要 ※オンラインは要予約

就職支援サポート② 進路・就職支援センターを活用しよう

進路・就職支援センターでは、感染防止策を徹底しながら「対面」での個別面談にも対応しています。

——進路・就職支援センターでのサポートについて教えてください。

豊田さん:予約制の個別面談を行っています。学生とスタッフが1対1で話すので、「エントリーシートを添削してほしい」「志望動機を話すところを見てほしい」など、個別の要望にも柔軟に対応できます。また、センターでも「模擬面接講座」や「ES書き方講座」など、さまざまな就職支援行事を開催しています。

奥東さん:私も面接対策は進路・就職支援センターをよく活用していました。最初はマナー編、次は自己PR編、志望動機編……というように、時期によってステップアップする形でテーマ別になっているのが良かったです。就活を終えて、面接はとにかく場数を踏んだ方がいいと感じています。模擬面接のおかげで本番でも自然と言葉が出てくるようになれたので、ぜひ活用してほしいです。

進路・就職支援センター

13号館4階
※個別面談は京産ナビから事前予約制

就職支援サポート③ 京産ナビの就職情報ページをチェックしよう

——その他に、京都産業大学で行っているサポートはありますか。

豊田さん:POST内に京産ナビという就職専用ページがあるので、そちらもチェックしてください。登録すると使えるようになります。

奥東さん:就活中、すごく活用していました。

豊田さん:京産ナビでは、企業から本学へ直接来た求人情報が載っています。業界、業種、勤務地など細かい条件で検索できますよ。また、卒業生の就職体験記、本学に来校した企業から直接得た情報、就職支援イベント情報なども発信しています。

就職活動を始めるにあたって

※撮影時のみマスクを外しています。

——私はもうすぐ3年次生になりますが、正直言っていつから何を始めていいのか分かりません。早めに意識すべきことは何でしょうか?

豊田さん:1~2年次生は学生生活を充実させてください。就活でよく聞かれる質問にいわゆるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)がありますが、「コロナ禍で特に何もしていなかったので書けることがない」と困っている就活生を見かけます。学生生活で力を入れたことの例として、学業やゼミでの研究活動、課外活動、アルバイト等が挙げられますが、力を入れたエピソードやコロナ禍でも工夫や努力をしたことなどが就職活動の際に伝えられるように今できることは行動に移しましょう。次に就活で最初に取りかかるのは自己分析です。どんな仕事をしたいか、何に魅力を感じるのかが定まらないと、先に進めません。個別面談では自己分析に関することも相談できますので、ぜひ来てください。

奥東さん:やるべきことに優先順位を付けて進めていくことが大切です。例えば3月1日の就職情報解禁後は個別の企業対策が重要になるので、自己分析や面接対策、筆記試験対策などは早めに準備しておきましょう。筆記試験はSPIが主流ですが、最近は「玉手箱」という適性検査も増えていて、私は対策していなかったので結構苦労しました。

豊田さん:6月頃から夏のインターンシップの募集が始まります。京産ナビにも、インターンシップ情報が掲載されているので、チェックしてください。業界や企業を知る上で、インターンシップはとても有用です。早期選考につながることもありますので、3年次生は積極的にインターンシップに参加しましょう。

——最後に、今後就職活動をはじめる学生にメッセージをお願いします。

奥東さん:なぜ就職するのか、「時期が来たから」ではなく、自己分析を通して考えてもらいたいです。私は勇気を出して一歩踏み出すことができたので、納得のいく就活ができました。進路・就職支援センターでも手厚くサポートしてもらえるので、遠慮なく頼ってください。

豊田さん:全力で自分自身の将来のことを考えてください。行きたい企業ややりたい仕事を見つけ、満足のいく就活をしてほしいと思います。進路・就職支援センターでは、どんなことでもお答えします。何から始めればいいのか分からない方も、進路・就職支援センターに来てください!秋学期には、話しやすい先輩アドバイザーもそばにいますよ。

——ありがとうございました。


今年の「就活祭」は終わってしまいましたが、参加できなかった学生は来年の「就活祭」に参加してみてください。2年次生の私でも学べることがたくさんありましたし、来年も参加したいと思いました。また今回の取材を通して、「就活祭」の他にも京都産業大学の充実した就職サポートを知ることができました。私も積極的に活用していきたいと思います!

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