今こそ新しいことにチャレンジを!京都学生祭典実行委員長の越野泰介さん(経営・3年次)にインタビュー

総踊り(2019年撮影。第17回京都学生祭典)

毎年10月に行われる「京都学生祭典」を知っていますか。大学生が主体となって企画などをプロデュースするイベントで、平安神宮をメイン会場に岡崎プロムナード一帯で開催されています。今年の実行委員長は京都産業大学経営学部3年次生の越野泰介さんだと聞き、意気込みやイベント情報についてインタビューをしました。

今年度の京都学生祭典で実行委員長を務める越野さん

——京都学生祭典に参加することになった経緯を教えてください。

もともと他大学の学生と一緒に活動できるインカレ団体に興味がありました。そんな中、たまたま京都学生祭典のホームページを見て面白そうだと思い、興味本位で参加を決めたのが始まりです。1年次生では企画運営部にいましたが、祭典のことを大勢の人に知ってもらいたくて2年次生になった際に広報部へ異動しました。そして3年次生になったタイミングで、京都学生祭典の実行委員長を務めることになりました。実行委員は例年250人ほどいるのですが、今はコロナの影響もあり115人で運営しています。
※インカレ:インターカレッジの略。同じ大学内の学生だけでなく、他大学の学生とも交流があること。

オープニングパレード(2019年撮影。第17回京都学生祭典)

——実行委員長として大人数をまとめるなかで苦労もあったと思います。実行委員長になって成長を感じたことはありますか?

実行委員をまとめる中で、相手の特性を考えるようになりました。性格や特性、得意な分野などは個々によって違うので、声のかけ方などについても工夫するように心がけています。例えば、この人は聞く力や書く力に長けているのでインタビュー企画を担当してもらおう、などです。その他にも企業の方たちとも接する機会が多くあるので、メールの送り方などのビジネスマナーや、企画を進める上でのスケジューリングの方法も学びました。実行委員長を務めたおかげで、先を見通す力が付いたと思います。

全国からさまざまなジャンルの学生音楽団体・バンドが参加する音楽コンテスト「Kyoto Student Music Award」も開催されます。(2019年撮影。第17回京都学生祭典)

——2021年の京都学生祭典の見どころはどんなところですか?

今年は10月10日(日)の11時から、会場とオンライン配信とのハイブリッド形式で行う予定です。岡崎グラウンドで「ふれてみぃひん?京文化」のテーマにちなんだワークショップを開催します。その他にも特設ステージでは、オーディションに合格した選抜メンバーに、『オリジナル創作おどり「京炎 そでふれ!」』のスペシャルバージョンを披露してもらいます。踊り手や実行委員、お客さんも巻き込んだ総踊りは毎年大盛況です。さらに、各大学の軽音楽部の生演奏も予定していますよ!
そしてなにより、一番の目玉は「宵Fes!」というプログラムです。事前に、立命館大学のダンスサークルの方々と協力して、京都の観光名所でのパフォーマンスを撮影しました。
その他にも、オープニングでは、初の試みとしてオリジナルアニメーション(アニメーション制作会社が制作)を配信します。コロナ禍の状況だからこそ思い付いた企画です。オリジナルアニメーションは、今年のキラーコンテンツになると思うので、ぜひ楽しみにしていてください!
学生祭典の公式YouTubeで配信しますので、自宅からでも京都学生祭典を楽しむことができます。京都学生祭典についての情報は公式YouTubeやSNSで随時発信しますので注目してください。

京都学生祭典

留袖をリメイクした衣装をまとって踊る「京炎 そでふれ!」スペシャルバージョン。(2020年撮影。第18回京都学生祭典)

——最後に、今年の京都学生祭典への意気込みと京都産業大学へのメッセージをお願いします!

コロナ禍で大きなイベントが開催できない情勢が続いていますが、今年はオンライン配信を活用した京都学生祭典の本祭を実施することで、学生はもちろん京都の街に勇気や元気を与えたいと考えています。また出演予定の学生団体は、コロナ禍で自分たちの作品などを披露する場が限られている状況です。京都学生祭典を通して、表現する楽しさを実感してもらいたいです。
京都学生祭典の実行委員は、さまざまな経験を得ることができます。京都産業大学の学生も多いので、課外活動への参加を迷っている人は、選択肢の一つとして考えてみてください。活動場所は京都駅近くのキャンパスプラザ京都です。京都学生祭典実行委員は、いつでも大歓迎なので少しでも興味があれば、festa@consortium.or.jp までご連絡ください。


京都学生祭典の実行委員長として奮闘する越野さんの話はいかがだったでしょうか。コロナ禍で暗い気持ちになることもありますが、こんな状況だからこそ自分にできることを見つけて前向きに挑戦していきたいですね。今年の京都学生祭典も要チェックです!

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