2021.09.24
キャンパスライフついに全館完成!気になる新校舎「天地館」の魅力をいち早く紹介!

2021年9月に完成した京都産業大学の新校舎「天地館」。その魅力について、管財部の杉本一樹さんに話を伺いました。「天地館」の名前の由来や建物の特徴やこだわり、そして学生の皆さんが気になる施設の詳細についてご紹介します。
天地館が建てられた背景と名前の由来について教えてください。
京都産業大学は2023年までに全ての建物の耐震化率100%を目指し、現在古い建物の補強や建て替えを進めています。その一つとして、1966年に教養部棟として運用を開始した1号館は、学生が安心安全に快適なキャンパスライフを送ることができるように「天地館」として建て替えられました。
なお、「天地館」の名称は、京都産業大学「学歌」の1番の第1節に由来しています。
京都産業大学学歌
天地(あめつち)の 闢(ひら)けし時ゆ
神々の 鎮まりませる
神山(こうやま)の その本山(もとやま)に
産業(むすびわざ) 学び勤(いそ)はく
逞(たくま)しき われら若人(わこうど)
次の代(よ)の わが日の本(もと)を
担(にな)いて立たむ
学歌には「天地(あめつち)の」という歌詞で登場しますが、建物の名前は「てんち」と読みます。
天地館は、その大きさもあり西側と東側に分けて工事が進められました。それによって、2020年2月に先行して工事を進めていた西側が完成し、一部の施設が利用できるようになりました。東側についても引き続き工事は進めていましたが、このたび東館も完成し、ついに全館の施設が利用できるようになりました。
天地館の特徴やおすすめのポイントはありますか。
天地館には、神山の自然豊かな風景とキャンパスライフを満喫できるような憩いの場や厚生施設が随所に設けられています。 学生が4年間を通じて京都産業大学ならではの自然と風景に親しみ、友人や教職員と語らう充実した時間が過ごせるように、テラスやラウンジなど、憩える場としてアイデアを盛り込んだ校舎になっています。
おすすめのポイントはたくさんありますが、今回はその中から3つを紹介します。
ポイント① 雨でも利用できる大屋根広場


ポイント② 眺めの良い屋上テラスと大きな窓

緑が多い環境なので、学生の皆さんは四季折々の季節を感じてみてください。これからの季節なら紅葉が楽しめると思います。


ポイント③ 開放的な学習スペース
1階にあるラウンジとテラスは、自主学習可能なスペースになっています。ラウンジに学内2店舗目の「ファミリーマート」が入り 、「Campus Shop M‘s style」、「ナジック 学生情報センター」などは並楽館から移転してきます。
また、2階から4階にある6つの大教室は、学生が窮屈にならないように広々としたスペースになっています。その他にも、大屋根広場の上空3階の位置には中教室があり、立体的にスペースを活用した建物になっています。


最後に、学生へメッセージをいただけますか。
天地館は旧1号館跡地に建設された建物で、さまざまなアイデアや工夫を盛り込んだ建物です。広々としたラウンジスペースや全天候型の大屋根広場、万有館との回廊、キャンパスの北側エリアにあるテラス、学び場となる大教室では、京都産業大学ならではの景色や風景を感じながら学生の皆さんに学んでほしいという意図が込められています。皆さんの学び舎、憩いの場としてどんどん利用してもらいたいと思います。
今回天地館を取材して、京都産業大学の学生のことを第一に考えられた建物だということを知ることができました。四季を楽しめる場所や、コンビニのすぐそばにはラウンジが設置されていたり、ますます便利で快適なキャンパスライフを送れそうです。ぜひ秋学期が始まったら記事で取り上げられた場所に注目して、積極的に利用してみてください。