2020.06.20
キャンパスライフ数学も好き!芸術も好き!音楽も好き!とある理学部生の学生生活

ひとつのキャンパスに10もの学部が集まっている京都産業大学。しかし、部活やサークルなどで接点がない限り、他学部の学生との接点は少ない。そのうえ、他学部の学生がどんな授業を受けていて、どんな1日を過ごしているか知る機会も少ない。
そこで、文系学生が多い京都産業大学の学生のなかでも少数派の理系学生にスポットを当て、理学部数理科学科の1年次生のとある1日から、どんな学生生活を送っているのかを深く掘り下げてみました。
※この記事は2月中旬に取材したものです
数学好きな理学部生が語る!数学がおもしろい理由

TOEICが面白い!?70点アップした秘訣は?

京都産業大学の学生が大変だと感じる授業のひとつに必ずや挙げられるであろうTOEICの授業。予習復習が大変なうえにテストも多い、なのに必修で単位はひとつしかない、学生には甘くない授業です。しかし、彼女はTOEICスコアがなんと70点もアップしたそう!!その秘訣を聞きました。
「英文法を理解できたことがスコアアップの理由です」
一年を通して担任の先生が重視していたのは、「品詞分解」。文章を名詞、動詞、形容詞などの品詞ごとに分類して、英語の文法を理解する手法です。品詞がわかるようになったことで、文の構造を理解できるようになり、リーディングだけでなくリスニングの面でも役に立ったそうです。
さらに、ランダムに先生が決まるTOEICの授業で、クラスの担当だったのは、ユーモアがあって面白い先生でした。授業の特徴としては、その日にやる内容の中からいくつか問題をピックアップして、日本語訳をしたり、リスニングであればディクテーション(書き取り)をしたりなど、その授業内で完結するものだったそうです。先生によっては、その授業と次の授業が連続していて、課題があれば宿題として「次回までに考えてくる」という授業もあります。
「人によっては、宿題になっている方がいい人もいると思います。でも、その授業で完結するほうが私には向いていました」とのこと。
アートも音楽も好きな彼女の持ち物にはどんなものが?

まず一番奥にあるのが「チャイハネ」というエスニック雑貨店で購入したというポーチ。独特なエスニックの雰囲気がかわいく、大きさも充分で使い勝手がよさそうです。
そして、手前の左側にある緑の箱はお香。カバンに入れておくだけで、カバンの中がずっといい匂いで保たれていて彼女の癒やしになっています。右側にあるのは、画家クリムトの絵が描かれたスマートフォンケース、絵が華やかでとてもおしゃれです。
最後におまけとして、彼女の推しキャラを紹介します(笑)。写真の真ん中にいるのが「ビーモ」というアメリカのアニメのキャラクターです。かわいいですね!
勉強をしないといけない私たち大学生にとって、好きなものに囲まれていることは、気分が上がって勉強の助けになるものです。みなさんも彼女のように、自分の好きなものを手に入れて、是非大学生活を充実させてくださいね!!
最後に、彼女のとある1日を時系列で紹介します。数学に、芸術に、音楽にと、好きなものを追求している姿が伝わってきます。ぜひ、自分の過ごし方と比べてみて、毎日の大学生活を振り返ってみてください!
8:30 | 起床 | |
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10:00 | 自宅出発 | |
(国際会館~京都産業大学) | 国際会館からのバスは待ち時間が長いので、 早めの行動を心がけています |
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10:35 | 大学到着 | |
10:45 | 西洋美術入門(2限) | |
12:15 | 2限終了→図書館へ | ☆図書館で次の授業の予習☆ |
12:40 | 食堂(LIBRE)で昼ご飯 | 予習の続きor動画をみてゆっくり |
15:00 | 代数学・幾何学IB(4限) | ※必修授業 |
16:45 | 気象予報2 (5限) | 専門的な知識がなくても面白い授業! |
18:15 | 終了 | |
18:30 | 部活動 | 神山交響楽団でビオラを演奏しています! |
20:30 | 大学出発 | |
21:00 | 帰宅 | |
22:00 | 夜ご飯 | コンビニご飯or自炊 |
0:30 | 就寝 |