【国際関係学部】ドイツ/グライフスヴァルト大学に留学中の4年次 岩目地 花奈さんを取材しました!
2024.01.18

なぜ留学先にグライフスヴァルト大学を選びましたか?
元々ヨーロッパの文化にとても興味があり、ヨーロッパ圏で生活をしてみたいという気持ちがありました。またゼミでの活動を通じて移民問題や政策に関心を持ち、特にヨーロッパの中でも多く移民を受け入れているドイツの政策や取り組みについて実際に触れられる良い機会であると思いました。

留学期間のスケジュールを教えてください。
2023年3月16日 | グライフスヴァルト到着 |
3月23日 | オリエンテーション |
4月1日 | Summer Semester開始 |
4月11日 | 授業開始 |
7月22日 | 授業終了 |
9月30日 | Summer Semester終了 |
10月1日 | Winter Semester開始 |
10月16日 | 授業開始 |
12月18日〜1月1日 | Non-Teaching days ※この期間はほとんんどの学生が実家に帰省し、 クリスマス期間を家族と過ごします。 |
2月3日 | 授業終了 |
2月10日 | 帰国予定 |

留学先で履修した授業科目や授業の様子を教えてください。
Summer Semesterはドイツ語と、基礎〜中級程度の英語力を身につける授業を履修していました。現地で生活をする中で日常的なドイツ語は必要不可欠であると感じ、ドイツ語の知識が全くなかった私は最低限の理解ができるようにドイツ語の授業には特に必死に取り組みました。英語の科目に関しては、Listening、Reading、Writingといった基礎的なものから、DiscussionやPresentationを含む実践的なものまで幅広く履修していました。現地の学生たちの英語力はもちろん高く、積極的に手を挙げて各々が意見を出し合うので授業中に議論が起こることが度々あり、付いていくのに必死なこともありました。
試験は2人組のディスカッション形式で行われるものがありました。ペアの学生はとても英語力が高く自分の意見を的確に主張しているのに対して、私はうまく意見をまとめられず、英語力も乏しかったことで、とても悔しい思いをしました。それからは授業で扱ったテーマやニュースにより関心を持ち積極的に調べることを習慣化し、常に自分なりの回答や考えを持つようにしました。そうすることで授業への理解がいっそう深まりますし、ヨーロッパの人たちは日常的に議論することが好きだと感じるので、友人や先生との会話でも非常に役に立ちました。
試験は2人組のディスカッション形式で行われるものがありました。ペアの学生はとても英語力が高く自分の意見を的確に主張しているのに対して、私はうまく意見をまとめられず、英語力も乏しかったことで、とても悔しい思いをしました。それからは授業で扱ったテーマやニュースにより関心を持ち積極的に調べることを習慣化し、常に自分なりの回答や考えを持つようにしました。そうすることで授業への理解がいっそう深まりますし、ヨーロッパの人たちは日常的に議論することが好きだと感じるので、友人や先生との会話でも非常に役に立ちました。

留学してから始めたこと(チャレンジしていること)はありますか?
「自分から積極的にコミュニケーションを取ること」を意識しています。日本にいる時は、初対面の人と話すことに苦手意識がありましたが、ドイツに来てからは交友関係を広げるためにも、積極的にクラスメイトに話しかけるように心掛けました。そのおかげで日本にはいなかった年齢層の友達や、さまざまな国からの留学生とも交流することができました。
また、挨拶の大切さを再認識しました。街や大学ですれ違った時や、授業で教室に入った時に挨拶されるとすごく嬉しいですし、お互いに良い気持ちになる万国共通のコミュニケーションの一つだと思いました。
また、挨拶の大切さを再認識しました。街や大学ですれ違った時や、授業で教室に入った時に挨拶されるとすごく嬉しいですし、お互いに良い気持ちになる万国共通のコミュニケーションの一つだと思いました。

留学生活(前半)で心に残っているエピソードを教えてください。
ウクライナやアルジェリアといった日本ではあまり馴染みのない国の学生と交流できたことです。彼女たちと食事や話をする中で、全く知らない文化について知ることができ、お互いの母国での生活や流行っているもの、食べ物や価値観について話すのはとても興味深く新鮮でした。特にウクライナ人の友達が話してくれた戦争下の状況はとても記憶に残っています。彼女が見せてくれた動画や写真は、私たちがメディアで見聞きするよりもずっと残酷で痛ましいものでした。異国の友達と交流し、新しい価値観を得られることは留学の醍醐味の一つであると思います。

留学生活(後半)の目標を教えてください。
前半はドイツ語を含め学業に集中して取り組んでいましたが、留学生活も残り僅かとなり、学業だけでなくドイツでの生活や現地の友達との交流を通じてもっと自己理解を深める機会にもしていきたいと思っています。留学生活では今まで気付かなかった自分の新たな一面や、好き嫌いを再認識することが多々あります。また今は卒業論文の仕上げの作業に入っているので、日本での3年間とドイツで1年間、国際関係学部生として学んできたことを自分なりにまとめ、帰国時には留学してよかったと胸を張って言えるように、最後の最後まで実りある留学生活を送りたいと思っています。

これから留学を考えている皆さんへメッセージ、アドバイスをお願いします!
私はコロナ禍もあり留学を諦めかけていましたが、もしあの時に決断をしていなければ留学しなかったことを一生後悔していたと思います。ドイツでの生活は良い事も辛い事もすべて良い経験となり、毎日何かしら新たな発見があると実感しています。大学生活は入学当初思っていたよりも遥かにあっという間ですし、人生の中で自由に時間を使える最後の機会であると言っても過言ではありません。少しでも留学したいという気持ちがあるなら是非一歩踏み出して欲しいと思います。そして勉強だけでなく現地での生活や交流を通じてたくさんのことを吸収し、成長する機会にして欲しいです。
