【文化学部】大平教授がInternational School Library Conferenceで「Resource Speaker」を受賞!

2024.10.16

2024年10月1日~5日に、ジャカルタ(インドネシア)で開催された「International School Library Conference」において、文化学部 大平 睦美 教授が「Resource Speaker」を受賞し、会議主催者から感謝状を受け取りました。
タイトルは、「Sharing of Library Resources Usage Date Between Schools : Optimizing Teaching Material Selection and Correcting Information Disparity」で、日本における大都市圏と地方の山間部における教育の課題を示し、それに対して、学校図書館が可能な貢献について現在の研究成果と今後の課題と発展について発表したことが、評価されました。

会議の様子 集合写真
感謝状を受け取った大平教授

大平 睦美 教授からのコメント

私の研究テーマは教育の機会均等の実現であり、そのための学校図書館やICTの活用であることを、現在の研究の進捗状況を踏まえて発表しました。今回の学会では「Google Class」など既存アプリを活用した授業や、各国の教育政策に関する発表が多く見られましたが、今ある課題を示した上で、それを改善するために必要なツールがないなら、授業者である教員や図書館司書が連携して「みんなで新しいツール(本研究の場合はみんなが使えるアプリ)を作ろう」という方向性を与える発表は私だけだったことが受賞の要因になったように思います。今はまだ、素材となるデータを蓄積している段階ですが、今後の課題としては蓄積されたデータを使って学校教育に役立てたいと考えています。