【現代社会学部】鈴木 康久教授著書『京都の山と川』が「2023年度水資源・環境学会 学会賞」を受賞

2023.07.12

現代社会学部の鈴木 康久教授の著書である『京都の山と川』が「2023年度水資源・環境学会 学会賞」を受賞しました。
授賞式は6月27日にリモートで開催されました。

受賞情報・著書紹介

鈴木 康久教授は「河川・名水の文化的特性が、地域の社会形成に果たす役割に関する研究」をテーマに京都を流れる河川について研究を行っています。これまでも京都の川や水に関しての著書を複数出版されました。 今回の賞の選考理由として、「鈴木 康久教授がこれまでに蓄積してきた資料と現地踏査の成果をいかなく発揮して一般の読者に水資源・環境研究の魅力を示した(学会賞選考委員会より抜粋)」という点が挙げられています。

『京都の山と川「山紫水明」が伝える千年の都』

鈴木 康久・肉戸 裕之 著
初版刊行日 2022/8/2
判型 新書判
ページ数 272
定価 1,012円(税込)
ISBNコード:978-4-12-102711-5

鈴木 康久教授のコメント

前職(京都府職員)から大学教員に転職に際して、千年の都である京都と河川との関係を記した「京都の河川通史」を後世へ書き残したいと考えました。この想いが叶い中公新書から『京都の山と川』を発刊することができました。この著書を水資源・環境学会の先生方に評価いただき第40回の記念する総会において学会賞を頂けたことをとても感謝しております。引き続き、水文化に関する研究を続けてまいります。皆さま方には引き続きご指導をお願いいたします。