【文化学部】国際文化研修(インド)募集説明会を開催しました!
2023.04.25
4月18日(火)、20日(木)の2日間、全学部生を対象に、文化学部の専門教育科目「国際文化研修(インド)」の募集説明会を開催しました。

当科目は、文化学部 国際文化学科 志賀 浄邦教授が担当する科目で、本学での数回にわたる事前授業の後、実際に現地に赴き、インドの生活文化、食文化、服飾文化、宗教文化、身体技法等を体験し、インドの歴史、言語(ヒンディー語、英語)、思想、社会的課題などについて実践的に学ぶことを目的としています。また、現地の学生との文化交流を行う中で、異文化理解・他者理解を深めます。
同科目はコロナ禍により2019年度以来開講できていませんでしたが、今回実施することができれば4年ぶりの開講となります。2日間にわたって行われた募集説明会には、計約85人と、多くの学生が参加しました。
研修内容は、ヨーガ、ヒンディー語、英語のクラスに加え、文化施設、博物館、遺跡、寺院等への訪問や宗教的祭典への参加など多種多様なフィールドワークも予定しています。
今回の研修は、インドのマハーラーシュトラ州ターネーにあるVPM(Vidya Prasarak Mandel)大学※1の他、今年度より新たに加わったオディシャ州の州都ブバネーシュワルにあるKIIT(カリンガ産業技術)大学※2およびKISS(カリンガ社会科学)大学※3にて実施する予定です。
志賀教授からは、前回実施した際のヨーガのクラスの様子やガネーシャ祭に参加した様子、民族衣装を身に付けさまざまな文化交流を体験している様子など、現地での具体的な研修内容について写真を交えながらご説明いただきました。


研修中の昼食、ヨーガのクラスについて説明する志賀教授
4月18日(火)の説明会では、2019年度実施時に参加した学生(宇田育功さん)から体験談を聞きました。また20日(木)の説明会では、引率予定の国際文化学科 大平 睦美教授より、KIIT・KISS大学の他、現地(オディシャ州ブバネーシュワル)の様子についてご説明いただきました。


学生たちはメモ取りながら先輩学生や教員の話を聞いており、募集説明会終了後も、熱心に教員へ質問している様子が窺えました。
※1
VPM大学(Vidya Prasarak Mandal)大学は、マハーラーシュトラ州ターネー市にあり、1935年、英語による近代教育を行うために創設された。京都産業大学の交流協定校のひとつで、7学部におよそ13,000人の学生を擁する大規模大学。
※2
KIIT(カリンガ産業技術)大学は、オディシャ州ブバネーシュワル市にあり、1992年に2人のスタッフと12人の学生による職業訓練センターとして設立。1997年より正式な学位プログラム(工学)が開始され、現在は18学部におよそ3万人の学生を擁する大規模総合大学。
※3
KISS(カリンガ社会科学)大学は、ブバネーシュワル市にあり、KIIT大学とほぼ同時期の1993 年に先住民族(少数部族)出身の学生のための寄宿学校として設立。現在では3万人以上の学生(幼稚園~大学院)が学んでいる。2017年にインド政府より認証を受けて以降、部族出身の学生を主な対象とする世界初の大学となった。
VPM大学(Vidya Prasarak Mandal)大学は、マハーラーシュトラ州ターネー市にあり、1935年、英語による近代教育を行うために創設された。京都産業大学の交流協定校のひとつで、7学部におよそ13,000人の学生を擁する大規模大学。
※2
KIIT(カリンガ産業技術)大学は、オディシャ州ブバネーシュワル市にあり、1992年に2人のスタッフと12人の学生による職業訓練センターとして設立。1997年より正式な学位プログラム(工学)が開始され、現在は18学部におよそ3万人の学生を擁する大規模総合大学。
※3
KISS(カリンガ社会科学)大学は、ブバネーシュワル市にあり、KIIT大学とほぼ同時期の1993 年に先住民族(少数部族)出身の学生のための寄宿学校として設立。現在では3万人以上の学生(幼稚園~大学院)が学んでいる。2017年にインド政府より認証を受けて以降、部族出身の学生を主な対象とする世界初の大学となった。