【国際関係学部】国際経営論Ⅱの授業に駐日オランダ大使をお招きして「オランダの経済とビジネス」に関する講演会が開催されました!
2022.11.17
11月3日(木)に国際関係学部の専門教育科目である「国際経営論Ⅱ」(担当:植原行洋教授)において講演会は開催されました。駐日オランダ王国大使のペーター・ファン・デル・フリート閣下と経済部のローズ・ファン・クーレン二等書記官をお招きし、「オランダの経済とビジネス」というタイトルでお話いただきました。
(学生ライター 国際関係学部3年次 中野 莉子)

はじめに、「国際経営論Ⅱ」の担当教員である植原行洋教授より、ペーター・ファン・デル・フリート大使のご紹介がありました。大使は国際連合オランダ政府代表部の発展途上・人道人権部長やオランダ外務省国際機関・人権局長などの重責を歴任し、2019年に駐日オランダ大使に就任されました。
大使のご講演ではオランダの概要や文化、日蘭関係の歴史、現在の貿易関係、オランダの経済状況やビジネスなど、日本と比較して詳しくお話いただきました。オランダからの留学生も講義に参加していたことから、彼らと大使のやり取りの中でオランダの人々はリーズナブルな製品やサービスが好きと言った価値観についても知ることができ、幅広い学びとなりました。
オランダは九州とほぼ同じ面積の国ですが経済規模(GDP)は世界ランキングで17位を誇ります。デジタル競争力やイノベーション競争力は世界7位や5位といった結果から分かるようにオランダの先進技術の取り込みの巧みさを感じました。特に農業分野では様々な画期的な先進技術を取り入れ、効率的なスマート農業として発達させているとのことでした。日本でもAIやドローンなどを取り入れた農業が話題になってきている中で、オランダから学ぶことがあると思いました
また、オランダの問題として挙げられていた国土の海抜の低さについて、海面上昇や河川の洪水などの環境問題と結びつけ、治水に関する専門技術の向上につなげているとおっしゃっていました。オランダはこの環境問題を解決する方法として持続可能性ビジネスを推進していることも学びました。このようにオランダは国の弱みを逆に機会として考えることでビジネスチャンスにつなげていることこがとても興味深かったです。
今回、オランダのビジネスや経済について日本との関係性も踏まえながらお話いただき、多くの学びがあった有意義な講演会でした。
大使のご講演ではオランダの概要や文化、日蘭関係の歴史、現在の貿易関係、オランダの経済状況やビジネスなど、日本と比較して詳しくお話いただきました。オランダからの留学生も講義に参加していたことから、彼らと大使のやり取りの中でオランダの人々はリーズナブルな製品やサービスが好きと言った価値観についても知ることができ、幅広い学びとなりました。
オランダは九州とほぼ同じ面積の国ですが経済規模(GDP)は世界ランキングで17位を誇ります。デジタル競争力やイノベーション競争力は世界7位や5位といった結果から分かるようにオランダの先進技術の取り込みの巧みさを感じました。特に農業分野では様々な画期的な先進技術を取り入れ、効率的なスマート農業として発達させているとのことでした。日本でもAIやドローンなどを取り入れた農業が話題になってきている中で、オランダから学ぶことがあると思いました
また、オランダの問題として挙げられていた国土の海抜の低さについて、海面上昇や河川の洪水などの環境問題と結びつけ、治水に関する専門技術の向上につなげているとおっしゃっていました。オランダはこの環境問題を解決する方法として持続可能性ビジネスを推進していることも学びました。このようにオランダは国の弱みを逆に機会として考えることでビジネスチャンスにつなげていることこがとても興味深かったです。
今回、オランダのビジネスや経済について日本との関係性も踏まえながらお話いただき、多くの学びがあった有意義な講演会でした。

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