2026.03.18

渡部潤一氏 神山宇宙科学研究所 所長就任記念講演会を開催します(2026年4月25日)

令和8年4月1日付で渡部潤一氏が京都産業大学 神山宇宙科学研究所の所長に就任します。これを記念した講演会を開催します。

本イベントでは、近年注目を集める「恒星間天体」の最新の観測結果に関する特別講演や、長年研究に携わってきた神山宇宙科学研究所の新旧所長の渡部潤一氏と河北秀世氏が、それぞれの心に残る彗星との出会いや観測の思い出を交えながら、彗星の魅力について語り合います。

詳細

日時

2026年4月25日(土)13時00分~15時00分(12時30分開場)

★13時00分-14時30分 講演会「宇宙の放浪者を追え!ー見えてきた恒星間天体ー」講師:渡部潤一

★14時30分-15時00分 座談会「新旧所長、MAPS彗星を語る」 登壇者:渡部潤一、河北秀世

会場 キャンパスプラザ京都 第2講義室
講演概要

講演会「宇宙の放浪者を追え!ー見えてきた恒星間天体ー」

講師:渡部潤一(京都産業大学 神山宇宙科学研究所長・特別客員教授)

人類の宇宙を見る「目」、つまり観測手段が良くなるにつれて、予想だにしない天体が見えてくることがある。その最近のよい例が「恒星間天体」である。
星間空間を漂っていた放浪者が、たまたま太陽系内部に猛スピードで侵入してきたところを、人類は初めて目撃したのが2017年であった。「オウムアムア」と命名された天体は、多くの謎を残して再び猛スピードで去っていった。そんな機会は滅多にないと思っていたところだったが、2019年には「ボリソフ彗星」が、そして2025年には「アトラス彗星」が見つかった。特に三番目のアトラス彗星については、神山天文台の観測からも、その特殊な性質が見いだされた。本講演では、徐々に見えてきた恒星間天体について紹介する。

 

座談会「新旧所長、MAPS彗星を語る」

登壇者:渡部潤一、河北秀世(京都産業大学 理学部 教授)

2026年春、太陽をかすめる軌道で大きな注目を集めたマップス彗星(C/2026 A1 (MAPS))。その見え方や明るさの変化、さらに太陽への接近に伴う崩壊現象は、多くの天文ファンの関心を集めた。

MAPS彗星の話題を切り口として、神山宇宙科学研究所の新旧所長である渡部潤一氏と河北秀世氏が、彗星の魅力について語り合う。長年にわたり彗星を見つめてきた研究者ならではの視点を通して、天文学の楽しさや宇宙への興味に触れる機会となる。

対象 小学生から大人までどなたでも
定員 200名
料金 無料
申込

要予約(先着順)

以下の予約フォームよりお申し込みください。

主催

京都産業大学 神山宇宙科学研究所

その他
  • 定員に達し次第、受け付け終了となります。
  • 開催日当日も空きがあれば会場入り口で申し込みできます。満席の場合はご容赦ください。

登壇者紹介

渡部 潤一(わたなべ じゅんいち)

京都産業大学 神山宇宙科学研究所長・特別客員教授

福島県会津若松生まれ。東京大学大学院、東京大学東京天文台、自然科学研究機構国立天文台上席教授、総合研究大学院大学教授などを経て、2026年4月より京都産業大学 神山宇宙科学研究所長・特別客員教授に就任。理学博士。太陽系小天体、彗星・流星の研究の傍ら、講演、執筆、メディア出演など幅広く活躍。宇宙の最新研究を「わかりやすく、面白く」伝える天文学者として知られている。国際天文学連合(IAU)では「準惑星」という新カテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据え、6年間副会長を務めた。著書に「賢治と「星」を見る」(NHK出版)、「古代文明と星空の謎」(筑摩書房)、「第二の地球が見つかる日」「最新 惑星入門」(朝日新聞出版)等、多数。

関連リンク

河北 秀世(かわきた ひでよ)

京都産業大学 理学部 教授・神山宇宙科学研究所 副所長

大阪府出身。京都大学で情報工学を学んだ後、電機メーカーに就職。余暇で研究を始める。その後、群馬県立ぐんま天文台、京都産業大学 理学部講師などを経て、現職。主要研究テーマは、彗星物質から探る太陽系の起源、新星爆発における分子・固体微粒子形成など。太陽系を含む星・惑星系の起源について、化学進化という観点から研究を行っている。ゼルドビッチ賞(2004年)、第一回地球惑星科学振興西田賞(2015年)などを受賞。

お問い合わせ先

京都産業大学 神山天文台

窓口取扱時間:月曜日~金曜日 8時50分~16時45分

TEL: 075-705-3001 Email: tenmondai-jim@star.kyoto-su.ac.jp