学科の特色

Point01京都の地の利を生かす
歴史や文化が集積する観光都市‧京都。京都で培われた観光文化のノウハウを学び、未来の観光の在り方を考えます。
Point02文系‧理系を超えた学び
文化、歴史、社会動向、自然環境など、さまざまな視点から観光の意味や実態にアプローチします。
Point03課題解決型で実践力を養成
観光関連産業や行政団体の協力のもと実践的な学びを展開。観光のリアルを体感し、得た知識を未来の観光にどう活用するかを考察します。
4年間の学び
1年次文化の捉え方や調査方法など
文化学の学びの土台となる基礎を修得
演習科目「観光調査演習」で、観光地におけるアンケート調査やインタビューの仕方、フィールドワークの際の注目すべき点、得られたデータのまとめ方や分析方法など、観光で用いる諸調査における基礎的な事項について学びます。また、講義科目で文化観光学やデジタル分野の基礎を学びます。
科目例
- 文化観光学概論
観光を巡る状況の変化、観光と国際経済との関わり、持続可能な観光に向けた取組み、これからの文化観光など、文化観光学の基礎と多面性を学びます。具体的な事例より理解を深め、文化観光に関する専門的な学びの土台をつくります。
デジタルヒューマニティーズ概論
人文学とデジタル技術の融合によって生まれる新たな「知」の在り方を学び、そのメリット・デメリットと課題を共有し、新しい文化の領域を生み出す第一歩を目指します。
2年次専門分野の学びがスタート。
興味関心に沿って研究の基盤となる力を養成
観光文化/地域づくり/観光産業
科目例
- 観光人類学
- 観光社会学
- 観光と自然環境
- 建築文化論
- グローバル観光論
- 観光文化まちづくり論
- おもてなし文化論
- サスティナブル・ツーリズム論
- 地域再生デザイン論
- 観光地マネジメント論
- ツーリズムと現代文化
- 観光政策・戦略論
- 観光メディア論
- 観光とデータサイエンス
- テキスト情報処理実習
2年次春学期から本格的なゼミナール(演習)が開始。
基礎演習
3•4年次各自の研究テーマに取り組み、それぞれの専門領域に関するより深い知見を身に付ける
演習I‧II
ゼミナールテーマ
- Global Tourism and Cultural Authenticityアイシャ アスタリ 助教※2027年4月就任予定
- こんにちの京都の観光を質的調査して奥深くまで考えてみる奥野 圭太朗 講師
- 交流‧観光と人類の発展:京都と世界の視座から考える中野 宏幸 教授
- 京都から、おもてなしの神髄に迫り、観光文化を考える(花街、旅館、料理屋〈料亭〉、伝統文化‧産業など)平竹 耕三 教授
- 建築のフィールドミュージアム‧京都のモダン建築を学び、伝える前田 尚武 教授※2026年4月就任予定
- 文化現象を観光社会学で読み解き「より良い観光」を考える寺岡 伸悟 教授※2026年4月就任予定
- サスティナブル‧ツーリズム:環境と文化をキーワードに、未来の観光を考える山本 芳華 教授※2026年4月就任予定
- キャリアの発達‧形成について心理学的に考える※2026年4月着任予定教授
専門分野:観光産業
※2026年4月開講予定
専門分野:観光メディア
※2027年4月開講予定
卒業後
想定される進路
科目紹介
サスティナブル‧ツーリズム論
環境‧社会文化‧経済という3つの側面から、持続可能な観光の実現のために何が必要となるのかについて、国内外の政策や取り組みを理解した上で、具体的に学びます。
観光文化まちづくり論
まちづくりは、住民自らの協働の取り組みであり、観光は雇用など経済的効果の他、観光をきっかけに移住する人がいるなど、まちづくりの重要な要素です。その両者をつなげるのがホスト・ゲスト両者の文化であり、いわばまちづくりと観光はコインの裏表になります。こうした文化や観光とまちづくりの相互関係について、調査に訪れた地域を中心に、題材を選んで解説します。