【文化学部】ClaSP!:京都文化学科英語コミュニケーションコースを紹介します
2023.10.30
京都文化学科英語コミュニケーションコースは、英語で京都文化の魅力を発信する力を身につけることを目的としています。今回は、この英語コミュニケーションコース(通称「英コミ」)について紹介します。
(ClaSP!メンバー 文化学部 3年次 井田 恵都・林 稚葉 1年次 渡邉 砂凪)
英コミでは、ゼミ内でのディスカッションや提出課題、プレゼンテーションなど、もちろん全て英語で行っています。 このように聞くと、「英語で話せるようになりたいけれど、授業についていけなさそう」、「レポートを書くのが大変そう」、などさまざまな不安があると思います。「英コミ」について知りたい方は、もちろん文化学部のウェブサイトやパンフレットを調べたり、オープンキャンパスに参加したり、入学後はコース分属説明会に参加することが大事です。ただ、それだけではイメージしにくいなという方のために、今回は「英コミ」履修者の先輩たちに、Q&A形式で色々な疑問に答えてもらいます。
①「英コミ」に入る前に
Q:「英コミ」では、授業がすべて英語で行われると説明を受けました。「英コミ」の学びに興味はありますが、英語の授業に慣れていない人でも大丈夫でしょうか。
A:もちろん、ゼミ(演習科目)を含めて多くの授業は英語で行われます。ただ、ゼミの先生はゆっくり話してくれますし、分からない単語があったとしても確認すれば教えてくれるなど、サポートしてくださいます。私たちも3年生になって徐々に英語を話せるようになり、先生の話を理解できるようになってきました。やはり、英語が話せるということよりも、英語を話そうとする気持ちが大切だと思います。
Q:コース分属説明会では、英語で「英コミ」について説明されたため、理解が追いつきませんでした。
A:説明会で理解できなかったところがあれば、1年生を対象に7月に行われる「英コミ相談会」に参加してみてください。
②「英コミ」のゼミを決めるときに
Q:学外実習は、主に平日か休みの日のどちらに実施されますか。
A:実習は主に休みの日に行います。平日だとみんなの予定が合う日があまりないからです。ただし、ゼミで行っている研究内容にもよりますので、ゼミの先生に確認してください。
Q:先輩と後輩が関わる機会はありますか。
A:あります。たとえば授業開始直後の4月には、2年生から4年生までみんながランチミーティングに集まり、ゼミでどんなトピックを取り上げているのか、課題はどんな内容なのかなどについて話します。
Q:英語で課題レポートを書くのですか。
A:もちろんです!英語でレポートを書くのは大変ですが、ミスがあったとしても先生が直してくれます。終わった後は達成感がすごくあります。
③「英コミ」のゼミってどんな雰囲気?
Q:実際の「英コミ」のゼミってどのような授業の雰囲気なのでしょうか。
A:ペレッキア先生のゼミでは、学生自身でテーマを決めて研究しています。現在、3年生のクラスでは「Over tourism(過度な観光客の増加による問題)」について取り組んでいます。 4人のゼミ生がそれぞれのテーマに関するトピックについて、調査・研究をし、問題解決に取り組んでいます。トピックはそれぞれ「ゴミ問題」「落書き問題」「マナー」「交通問題」を取り上げています。
④留学について
「英コミ」では、卒業要件として「3カ月以上の留学」を学生に求めています。そのための一つの選択肢として、文化学部では約100日間の留学プログラム「海外異文化研修」を毎年9~12月に実施しています。このプログラムでは、タイとカナダの2カ国から留学先を選択できます。タイでは寮生活、カナダではホームステイをして、留学期間中は現地の大学に通います。
コロナ禍の影響で2年間留学が実施できていませんでしたが、昨年(2022年)は、京都文化学科・国際文化学科から17人がカナダに留学しました。現地の大学では、英語の語学勉強だけでなく、カナダの先住民や歴史・文化、ビジネス英語、フィールドワークなど様々な授業を受講しました。特にフィールドワークでは、学生がそれぞれ幼稚園、老人ホーム、サイエンスセンター、ラジオステーション、フードバンク、ホテルなどのフィールドワーク先で現地の人と関わることができます。
授業の他にも、大学内外の多くのイベントにも参加することができます。授業は「海外異文化研修」に参加している学生のみでの受講ですが、大学の主催するイベントに参加すると現地の大学生とも親しく交流することができます。
「英コミ」に興味を持っていただけたでしょうか?
皆さん、ぜひ「英コミ」に来てください! Join us!





