2026.06.17

「宇宙工学基礎」で京セラ株式会社から講師をお招きし講演会を開催しました

理学部 物理科学科では、米国のSpaceX社による通信衛星サービスをはじめとする宇宙ビジネスの発展にともない、国内で大きく不足が予想される宇宙産業人材の育成を目途として、「宇宙産業コース」を設けています。このコースでは宇宙産業の基盤となる様々な物理学を学ぶだけでなく、実際にそれがどのように宇宙産業において活用されるかを学ぶために「宇宙工学基礎」という授業を開講しています。当該授業では、ロケットや人工衛星、宇宙機(探査機)、月面基地などをテーマとして、多岐にわたる話題を学びます。また、本学理学部の教員による講義や実験だけでなく、実際の宇宙産業の現状を知るため、各種関連企業から外部講師をお招きして、様々なビジネスの現状をお話しいただいています。

6月10日(水)には、京セラ株式会社からお二人の講師(姫乃氏、飯田氏)をお招きし、京セラ株式会社が取り組むセラミック素材の宇宙用途への展開について、その製造工程やセラミック素材一般の物理学を交えてお話しいただきました。また、実際のセラミック製品を多数、お持ちいただき、その特性を現物に触れながら学生が体験できるようご配慮いただきました。学生のみなさんにとっても、実際のものづくり現場の様子についてお話を聞く機会は珍しく、熱心に質問をされていました。

京セラ株式会社と本学は包括協定を結んでいることもあり、5月末の国際宇宙ビジネス展示会でも隣り合わせのブースで展示会出展をするなど、連携して宇宙産業の発展に取り組んでいます。今後も京都産業大学と京セラ株式会社とで連携しつつ、優れた宇宙人材の育成にとりくんでまいります。

理学部 物理科学科の専門科目「宇宙工学基礎」では、このほかにも複数の企業から講師をお招きして、宇宙産業にかかわるさまざまな企業の実際についてお話を伺う予定です。極限環境である宇宙空間に必要なモノづくりには、基礎となる物理学が欠かせません。理学部 物理科学科では、将来の宇宙産業を担う人材を育成することを目標に、教育をおこなっています。

参考ページ
京セラ株式会社
「第3回SPEXA国際宇宙ビジネス展」に出展しました ~宇宙分野の最前線へ、本学の取り組みを発信~
「宇宙工学基礎」で株式会社中央エンジニアリングの中村氏をお招きし講演会を開催しました