令和8年4月22日(水)、理学部 物理科学科の専門科目「宇宙工学基礎」の講義として、株式会社中央エンジニアリングの中村氏を講師にお招きし、ロケットエンジン開発の実際についてお聞きしました。
同社は、日本のJAXAが主導するロケットエンジンの開発を担当している企業であり、実際にロケットエンジンの開発に携わっておられた中村氏から、興味深いお話をお聞きすることができました。また、当日は、授業を受講する学生以外も参加可能としており、新入生含む他学年の学生も参加していました。


ロケット産業は、宇宙産業の花形でもありますが、その設計・製作には長い年月が必要であること、またJAXA自体がロケットを開発するのではなく、複数の企業が連携して実際のロケットエンジン開発を担当しているというような産業界の構造についてもお話しいただきました。
講義の合間には、金属3Dプリンタで造形されたロケットの部品のサンプルなども実際に見せていただき、現場の技術の最新動向にも触れることができました。学生からも多くの質問がなされ、実り多い時間になったと思われます。また、同社には本学大学院 理学研究科の卒業生
が勤務していることから、実際の業務内容について、卒業生から具体的なお話を聞くことができたことも、学生にとっては実社会で働くことのイメージを掴む上で有意義でした。
理学部・物理科学科の専門科目「宇宙工学基礎」では、このほかにも複数の企業から講師をお招きして、宇宙産業にかかわるさまざまな企業の実際についてお話を伺う予定です。極限環境である宇宙空間に必要なモノづくりには、基礎となる物理学が欠かせません。理学部 物理科学科では、将来の宇宙産業を担う人材を育成することを目標に、教育をおこなっています。
株式会社中央エンジニアリング