Sagittarius
2026.01.07 特集

【「好き」を信じて書き続けた先に――『このミステリーがすごい!』大賞作家・犬丸幸平さんへインタビュー!】

Writer

皆さんは本学の卒業生の活躍についてご存知ですか?
今回は、第24回『このミステリーがすごい!』大賞で「大賞」を受賞された、本学外国語学部の卒業生である犬丸幸平(いぬまる・こうへい)さんにインタビューをしました。

受賞作品のタイトルは『最後の皇帝と謎解きを』(宝島社)。
舞台は1920年中国・紫禁城が舞台。元皇帝と日本人絵師が、側近のひとりが密室で不可解な死を遂げたことをきっかけに、次々と巻き起こる事件と謎に挑むことになる歴史ミステリーです。

外国語学部卒業生 犬丸幸平さん

今回の受賞、おめでとうございます!まず率直な気持ちを教えてください。

作品を書くときは、すごく自信満々でした。しかし、書き終わった後には「読んでくださる方に楽しんでもらえないのでは」と常に不安があり、受賞直前の気持ちもそれに近かったと思います。
しかし、これからは「この作品は絶対に面白い」と自信をもって言える気持ちを大切にしていきたいと思います。

ペンネームに「犬」という漢字を使った理由を教えてください!

ラブラドールやシェパードなどの犬が好きで、好きな動物である「犬」の字を用いました。

小説家になろうと思われたきっかけを教えてください!

子供の頃に「名探偵コナン」を見てミステリーを好きになり、推理小説をよく読んでいました。「読んでいるうちに自分でも書いてみたい!」と思うようになり、社会人1年目の時に初めて小説を書きました。
ちなみに「名探偵コナン」で好きなキャラは、灰原 哀(シェリー)です。

大学生の時も本は読まれていましたか?

学生時代はあまり本を読んでいませんでしたが、就職活動が終わったタイミングで時間ができ、昔好きだった推理小説や歴史の本を読んでいました。海外旅行によく行っていたのですが、その際にも文庫本だったら手軽に持っていけるので、本を読んでいました。

本を読むようになったことで何か変化はありましたか?

小説を一番よく読みますが、感情移入しやすいので、一生懸命な主人公が物語に登場すると「自分も頑張らないと」と良い影響をたくさん受けたと思います。

犬丸さんが京都産業大学の外国語学部で過ごして感じた、学部の魅力はどこですか?

外国語学部の魅力は、先生との距離が近いことです。少人数の授業が多く、気軽に質問やお話をすることができます。先生の経験を聞くことで、どんどん自分の世界が広がっていきました。

就職活動などに取り組み、将来に悩む学生もいると思います。そんな学生へ何かアドバイスはありますか?

必ずしも、自分の好きなことを仕事にできるとは限らないと思います。だからこそ、「絶対にやりたいという気持ち」と「失敗しても受け入れる覚悟」が必要だと思います。そのうえで、自分のやりたいことや興味、そして強い気持ちを一番大事にできたらいいと思います。

学生の皆さんに向けてのメッセージをお願いします。

興味を持ったことに対しては、迷った時点でも「お試し」くらいの気持ちでどんどん挑戦してみてください。大学生の4年間はあっという間に過ぎてしまうので、後悔しないように積極的にチャレンジしてください。

インタビューの様子

取材を終えて、犬丸さんの「やりたいことを大切にする」姿勢に私も刺激を受けました。大学生活には、授業やサークル活動など、さまざまな挑戦や経験の機会が転がっています。みなさんもやりたいことには積極的に取り組んでいきましょう。

犬丸さんのデビュー作となる受賞作品は2026年1月9日(金)に全国書店にて発売予定です。私自身も犬丸さんの作品を読ませていただきましたが、読み進めるほど続きが気になり、気付けば犬丸さんの小説の世界に夢中になっていました。友情にもさまざまな形があると考えさせられる作品でした。
皆さんも手に取って読んでみてください!

2026年1月9日(金)に全国書店にて発売予定の『最後の皇帝と謎解きを』(宝島社)。
Writer
取材をした人
新谷 百音さん
文化学部3年次

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