災害時のボランティア活動について

台風や地震など、災害が発生すると大きな被害が各地にもたらされます。被害を受けた地域が復興に向かう過程で、ボランティアは大きな力となります。1995年の「阪神淡路大震災」では、多くのボランティアが活躍したことから、この年を「ボランティア元年」と呼びます。また、2011年の「東日本大震災」でも、多くのボランティアが復興の担い手として取り組んでいます。
こうした災害復旧・復興支援の取り組みにおいて、学生ボランティアにも大きな期待が寄せられています。本学でも、さまざまな災害に対し、現地での活動や募金活動など後方支援を行ってきました。

災害はいつどこで起こるかわかりません。災害が起きた直後は、家屋の倒壊や通信・交通網の寸断などで混乱した状況になることが予想されます。そうした中でボランティアとして支援に向かうには、注意が必要です。

1つは、徹底的に「情報収集」することです。発災直後は、被害状況含め情報が錯綜します。テレビや新聞など、マスメディアが発信する情報を積極的に収集しましょう。また、SNSなどインターネットの情報などでは、出所が不確かなものが含まれることがあります。そのため、内閣府などが発信する一次情報にもアクセスし、総合的に状況を判断しましょう。

もう1つは、「自己完結」を心がけることです。上述のように、被災直後は大きな混乱の中にあります。移動手段や宿泊場所の手配、食事の提供などは、基本的に「できないもの」と判断するべきです。そのため、支援活動だけでなく、生活全般について自分で準備をしていくことが重要です。その際に必要な持ち物や準備については、災害の種別や地域、季節によっても異なりますので、ボランティアセンターまでご相談ください。

また、情報収集の際は、下記のページを参考にしてください。

リンク集

被災地の状況やボランティア募集に関する情報について

災害時におけるボランティアセンター活動実績

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