「インターンシップ推進フォーラム 長期インターンシップの可能性とその成果-高い教育効果を生み出す実践と課題-」を開催しました
2017.10.28
10月28日(土)、京都産業大学むすびわざ館にて、「インターンシップ推進フォーラム 長期インターンシップの可能性とその成果 -高い教育効果を生み出す実践と課題-」を開催し、大学関係者44名・企業関係者22名、合計66名が参加しました。
本フォーラムは、産学協働教育の社会的気運を高めることに加えて、産学協働教育の更なる発展を目的に長期インターンシップを実践している本学・新潟大学が企画・立案いたしました。
冒頭、本学経営学部の松高准教授より、開催挨拶・趣旨説明がなされ、その後、リクルートワークス研究所の豊田主幹研究員より、基調講演「若手社員が育たない-大学における良質な体験の重要性と阻害要因-」が行われました。豊田氏からは、「イマドキ20代の仕事感」に関する新聞記事を用いながら、矮小化している若手の仕事感・成長感に触れ、現在は若手社員に対して「環境適応性」が問われる時代になっていること、加えて、今後その「環境適応性」が身に付く「良質な経験・学習」の機会をどのように大学教育に埋め込んでいくのか、大学教育への期待を交えて講演いただきました。
その後、長期インターンシップの実践内容を本学と新潟大学から報告を行い、また、実際に参加した学生や受入企業からも報告いただくことで生の声を発信しました。
これらの基調講演・報告等を踏まえながら随所に、「インターンシップにおける、大学での良質な体験とは何か」、「長期有給インターンシップの教育効果は何か」等のテーマを設定し、各グループにて、ディスカッションを行いました。
最後に、新潟大学教育・学生支援機構キャリアセンター西條准教授より総括と閉会の挨拶が述べられ、本フォーラムは盛況の内に閉会いたしました。
参加者アンケートからは、本フォーラムに参加して「満足、またはそれ以上」と回答いただいた方が全体の100%を占める結果となり、また、「長期インターンシップの実践を検討しており、大変参考になった」「企業側・教育機関側それぞれのメリットについてフォーカスされており、自大学のプログラム改善に活かすことができる。」といった感想が聞かれました。
今後も本学では、産学協働教育の推進に努めて参ります。





