生態系サービス研究センター

現在の地球環境問題の解決には、生物多様性の保全と生態系サービスの持続的利用が不可欠です。生態系サービスとは、食料や水の供給、気候調節、文化的価値など、人間が自然から受ける恩恵を指します。本センターでは、文系と理系が融合した学際的な研究を通じて、生物多様性と生態系機能の関係を明らかにし、気候変動の緩和や持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。さらに、得られた研究成果を政策提言や教育、地域社会への実装に活用するだけでなく、自治体、民間企業、学校などとの共同研究や連携活動を通じて、社会との協働による自然と人間の共生の実現を目指しています。