2026.10.16

2026年度「ふるさとワークステイinふくい」実施報告

ボランティアセンターでは、福井県の農山漁村に滞在し、地域の人たちと交流しながら、農作業や地域づくり、伝統行事への参加などに取り組む宿泊型の体験プログラムを実施しています。
普段の生活では、なかなか出会えないさまざまな年代の方々との交流や協働を通して、地域の文化の継承や活性化などに取り組みます。
今回は、福井県・殿下(でんが)地区を訪れ、地域のイベントとして定着しつつある竹イルミネーション実施に向けた竹灯ろう作りと、「自然豊かな殿下」という地域性を活かし、そこで採れるはちみつを新たな名産品にしようという取り組みのお手伝いとして、養蜂場周辺の整備作業を行いました。

実施概要

殿下に灯す、未来のあかり

実施日程 2026年9月10日(木)~9月14日(月)4泊5日
活動地域 福井県福井市殿下地区
受入担当 うららの殿下委員会
参加人数 6人

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1日目は、福井駅に集合し、殿下地区に向かいました。殿下に到着後、地域の方々と顔合わせを行い、翌日にピザ窯で焼くピザの準備をしました。
そして、夜には、地域の方々の手料理でウェルカムパーティを開いていただきました。

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現地オリエンテーションでの自己紹介
ピザの準備

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2日目は、今回のメインの活動である、竹灯ろう作りを行いました。午前中は、近くの山の竹林に行き、竹を切りました。切った竹を休校中の小学校の体育館まで運び、竹灯ろうを作るための準備を行いました。
お昼ご飯には、前日に準備したピザをピザ窯で焼いて食べました。
午後からも引き続き、竹灯ろう作りを行い、竹に絵柄を貼って、その絵柄通りにドリルで穴を開けていきました。
夜には、養蜂場で採れた蜜蝋を使ったハンドクリーム作りを行いました。

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竹を切り倒す作業
竹にドリルで穴を空ける作業 
ピザ窯でピザを焼いている様子
蜜蝋ハンドクリーム作り

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3日目も引き続き、竹灯ろう作りを行いました。学生たちは慣れた手つきで竹に絵柄の紙を貼り、黙々と次から次とドリルで穴を開けていっていました。
お昼ご飯には、自分たちで切ってきた竹を器にして、地域の方が作ってくださった牛丼をいただきました。
午後からは、作成した竹灯ろうの節を取り除いて、電飾を通せるようにし、2日間で合計12本の竹灯ろうを完成させました。竹灯ろう完成後に、各自で好きな絵柄を選んで、自分用の小さい竹灯ろうを作りました。さらに、竹の皮を使って作る竹ボールづくりにも挑戦しました。
夜には、10月に行われる地域の秋祭りに向けて、神楽の練習をされているところに見学に行きました。

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竹の器作り
電飾を通した竹灯ろう 
竹ボール作り
地元の方お手製の牛丼

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4日目は、養蜂場で作業しました。大きく3か所に分かれての作業でした。1つ目は、道具置き場の小屋の裏手に土が積もっているため、その土をかき出し、別の場所で植物を植える用に使うために運び出す作業、2つ目は、畑に設置した獣害対策のネットが鹿によって壊されてしまったため、新たにネットを張る作業、3つ目は、昨年作った土砂崩れを防ぐための堰止めが、少し崩れてきていたため、川から石を拾って補強する作業を行いました。
そして、夜には、交流会として、地域の方々と一緒に、バーベキューをして楽しみました。

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土のかき出し作業
完成した花壇
畑のネット張り
竹で炊く炊き込みご飯

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毎晩、その日に活動した内容をふりかえり、印象に残ったことやがんばったこと、発見したこと、疑問に思ったことを共有しました。また、最終日には、地域の方々にも参加していただき、全体のまとめのふりかえりも行いました。
生活面では、当番制で学生たちが食事をつくり、みんなで一緒に食べました。
任意参加ではありましたが、学生数名と一緒に朝早くから殿下の郷土料理である「葉ずし」を作るところを見学させていただき、葉ずし作りにも少し参加しました。また、最終日には、越前海岸の観光も行い、山と海の両方の自然を身近に感じる機会となりました。

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毎晩のふりかえり
越前海岸観光
葉ずしづくりの見学
集合写真

参加した学生の声(アンケートより抜粋)

  • 学生との関わりに加え、大学では味わえない非日常を体験することができた。
  • 楽しい思い出が多く、地域の人とのふれあいも楽しかった。
  • 掛矢を打って柵を強化したり、竹灯ろうを作ったりする中で、自分たちが取り組んだことが形になり、地域の活動に貢献できたと感じられたことにやりがいを感じた。
  • 今回この活動がなかったら、殿下という町を知ることも、実際に訪れることもなかったと思う。そう考えると、こういう機会があることで、今まで知らなかった地域を知ったり、そこに住む人たちと関わったりすることにも意味があるんだと思った。授業でよく関係人口について学んだり聞くことがあって、こういうことなのかなと、言葉だけではなく体験を通して知ることができた。