2026.03.10

経営学部の森口 文博助教が「2025年度 中小企業研究奨励賞(経営部門・本賞)」を受賞

2026年2月に一般財団法人商工総合研究所が主催する「2025年度 中小企業研究奨励賞(経営部門)」において、本学経営学部の森口 文博助教が本賞を受賞しました。

本賞は、中小企業研究に関する優れた図書・論文を表彰する目的で1976年に創設され、2025年度で50回目を迎える歴史ある賞です。森口助教の著書「ベンチャー企業のピボット分析 ―事業転換の戦略的意思決定プロセス―」(中央経済社)は、ベンチャー企業が事業転換(ピボット)を行う際の戦略的意思決定プロセスを分析した点が高く評価されました。本受賞に伴い、2026年3月に授賞式が行われました。

授賞式に出席した経営学部 森口 文博助教

受賞対象となった研究について

本書は、資源制約の大きいベンチャー企業が事業活動の中で直面する不確実性に対し、経営陣はどのような判断を行い、どのように事業転換へ踏み切るのかというプロセスについて、明らかにした研究です。この研究では、定量分析の結果をインタビューによる定性分析で深掘りする混合研究法によるアプローチにより、ピボットという経営現象を学術的に解明しようとしたもので、出版元である中央経済社からも、実務現場に寄り添った深い分析が評価されました。

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著書紹介

「ベンチャー企業のピボット分析 ―事業転換の戦略的意思決定プロセス―」

著者:森口 文博
出版社:中央経済社
発行日:2025/03/26
ISBN:978-4-502-53281-8
出版社ホームページ

受賞記念講演会

授賞式の後、一般財団法人商工総合研究所主催の「第50回中小企業研究奨励賞・特別記念企画受賞記念講演会」が開催され、森口助教は書籍の内容紹介と書籍に込めた思いについて講演を行いました。

受賞記念公演の様子

森口 文博助教のコメント

新卒で商工総合研究所の母体である株式会社商工組合中央金庫(商工中金)に入行し、9年間勤務しました。それから約10年の時を経て、当時とは異なるかたちで再び商工中金とご縁をいただき、このような賞を受けることができましたことを大変嬉しく思います。今後も、理論と実務を架橋する研究に取り組み、企業の発展に寄与できるよう一層精進してまいります。また、本書は京都産業大学の出版助成を受けて刊行することができました。助成を賜った大学関係者の皆様をはじめ、これまでご支援くださった多くの方々に、改めて心より御礼申し上げます。

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