2025.10.27

約250万年前の地層からミツバチの新種化石「タジマミツバチ」を発見―ミツバチの進化の空白を埋める新種―

ミツバチ※1は花粉を運んだり花蜜を集めたりしてハチミツを作るため、人間と最も関わりが深い動物の一つです。日本には現在、在来の二ホンミツバチ(トウヨウミツバチの亜種)と輸入されたセイヨウミツバチの二種のミツバチがいます。
慶應義塾幼稚舎の高橋唯教諭と京都産業大学の高橋純一准教授は、兵庫県新温泉町の約250万年前の地層から産出した化石を「タジマミツバチ」と命名し、新種のミツバチ化石として報告しました。この化石はこれまで化石記録が無かった鮮新世~更新世前期の時代のもので、世界最古のミツバチ亜属の化石になると同時に、最も新しい絶滅種のミツバチにもなります。
この研究の成果は、2025年10月13日に、国際的な動物分類学ジャーナル『ZooKeys』で掲載されました。

プレスリリースの詳細は以下をご確認ください。

リリース日:2025.10.27

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