世界の惑星科学・天文学・宇宙探査に関わる研究者が集まる国際会議「EPSC-DPS Joint Meeting 2025」において、京都産業大学大学院 理学研究科の窪田 暉さん(博士後期課程2年次生)と辻本 倖さん(博士前期課程1年次生)の2名が英語で研究発表を行いました。今年は、欧州惑星科学会議(Europlanet Science Congress:EPSC)と米国天文学会 惑星科学部会(Division for Planetary Sciences:DPS)の合同開催となり、フィンランド・ヘルシンキのFinlandia Hallを会場に行われました。参加者は1,800名以上にのぼり、惑星科学分野でも最大級の国際会議のひとつです。
学生は、自身の研究発表に加えて、惑星大気・小天体・探査機ミッションなど多彩なセッションに参加しました。口頭・ポスター発表や質疑応答を通じ、最新の研究内容だけでなく、研究の進め方や伝え方(プレゼン)も現地で学びました。海外の研究者との交流により、国際的な視野が広がり、英語力と発信力も大きく向上しました。
本会議には本学関係者(河北 秀世 理学部教授、佐川 英夫 理学部教授、樋口 有理可 理学部准教授、安藤 紘基 理学部准教授、新中 善晴 研究機構専門員)も参加しました。各自の研究成果を発信するとともに、資料作成・リハーサルから現地での質疑応答まで一貫して学生を支援しました。京都産業大学では、学生が最先端の観測・実験・データ解析に取り組み、“世界に通じる研究”へ挑みます。
国際会議で得た経験とつながりは、次の研究テーマや進路にも直結します。次に国際舞台で成果を語るのは、あなたです。
SPRINGの支援を受けて 国際学会に参加
「~窪田 暉さん(博士後期課程2年 *1)~」
*1 京都産業大学大学院は、博士後期課程学生による挑戦的な研究を支援し、優秀な博士人材を育てるためのJST次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採択されています。