2025.02.18

世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」学習用下敷きに生命科学部 先端生命科学科の田中 くるみさんが描いたイラストが使用されました。

たなべまちキャンパスプロジェクトは、子どもたちが世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」について学べる学習用下敷きを作成しました。下敷きは 「梅干しと梅システム」、「紀州備長炭づくり」、「ミツバチのひみつ」 の3種類があり、それぞれイラストや写真を用いて、楽しく学べるように分かりやすく解説されています。
このうち、「ミツバチのひみつ」では、ミツバチの生態や梅の受粉について紹介されており、先端生命科学科の田中くるみさんが作成したイラストが採用されました。このイラストは、田中さんが卒業研究の一環として進めていた研究成果をもとに制作されたものです。
これらの下敷きは、たなべまちキャンパスプロジェクトを通じて、和歌山県みなべ町と田辺市の全小学校の児童に配布されました。

田中くるみさんと「ミツバチのひみつ」の下敷き

「みつばちのひみつ」の下敷き

みなべ・田辺のUMEシステム

和歌山県のみなべ町と田辺市で受け継がれてきた梅(ウメ)を中心とした農業システムです。2015年に世界農業遺産(GIAHS:Globally Important Agricultural Heritage Systems)に認定されました。
https://www.giahs-minabetanabe.jp/

たなべまちキャンパスプロジェクト

和歌山県みなべ町で地域に誇りを持てる環境づくりを目指して行われているプロジェクトです。子どもたちが地域の良さや世界農業遺産について学べる場を整備することを目的としています。

リンク

下敷きで梅システム解説 世界農業遺産、みなべ・田辺の児童に配布