カリキュラムの特徴

Point01コースの選択
Point02系統だったカリキュラム編成
変転ただならない時代に対応するには、普遍の基礎をふまえると同時に、高度な専門知識もマスターする必要があります。そのために、法学・政治学の基本となる科目や基礎理論・歴史・思想を学ぶ科目から、最先端の法的問題を扱う科目まで、多種多様な授業科目 を用意しています。
科目数が多いため、どの科目をどんな順序で履修していけばよいか、選択に迷うことがあります。そこで、科目の内容・レベルに応じて導入科目、コース科目、アクティブ・ラーニング(AL)科目、展開科目に区分するとともに、学生の進路希望や興味関心に応じてどのような科目を履修していけば良いのか示す履修プログラムを準備しています。
Point03基礎的科目を選択必修に指定
どの科目を履修するかは、原則として個々の学生が自由に決めることですが、法律学科生が学ぶべき基礎的な内容もあります。そのため、次の科目を選択必修に指定しています。選択必修科目とは、指定された一定の科目の中から決められた単位数の科目を修得しなければ卒業できないものをいいます。
導入科目(選択必修) | プレップセミナー、法律学入門、政治学入門、憲法概論、民法概論、刑法概論 |
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コース科目(選択必修) | コースごとに異なります |
アクティブ・ラーニング(AL)科目(選択必修) | 演習、ファンダメンタル・セミナー、リーガルライティング 他 |
Point04アクティブ・ラーニング(学生の主体的で能動的な学習)の重視
大学では、講義を聴いて知識を得るという受け身の学習をするだけでなく、教員の質問に対する応答、受講生相互のディスカッション、学んだり調査したりしたことのプレゼンテーション、レポート・論文の執筆など、より能動的な学習が重視されます。このような能動的な学習を行うために、法学部では、少人数制のアクティブ・ラーニング(AL)科目を1年次秋学期以降つねに受講することができます。
コースの紹介
法律総合コース

法律とその考え方を学ぶことにより、社会の基礎となるルールを理解し、それを通してこれからの自分の生き方や職業を考える契機を提供します。憲法・民法・刑法だけでなく、各人の生活に直結する消費者法や労働法、社会保障法、裁判のルールを定める民事訴訟法や刑事訴訟法など、社会と経済、生活の基盤となる法律を幅広く学ぶことにより、法律の知識を得ると共に、社会人にとって大切な能力である論理的思考力を養います。
社会安全コース

社会安全という、市民と多機関が協働して、「安心・安全な生活」を実現するため活躍する職種に関して、知識を体系的に学べるのが当コースの特色です。実務家による講義や多彩な社会安全コース担当教員によるゼミを通して、将来、公務員の公安職(刑務官、法務教官、検察事務官、警察官、消防官など)、一般職(市役所など)を志望する学生にとって、公務員試験突破だけでなく、就職した後にも役立つスキルを教えることを目標にしています。
政治・国際コース

世界情勢が大きく動いています。わたしたちの仕事や生活はそれらと無縁ではいられません。政治・国際コースでは、(1)日本と世界各国の政治やその歴史、(2)外交・安全保障にかかわる国際政治や国際法、(3)政治や社会を考えるための基礎となる思想や理論とその歴史、などを学びます。これにより、世界の動きをとらえる視座を養うとともに、地域社会や企業における、主張や文化の異なる人びとの間の紛争解決や、共存の方法も学びます。
履修プログラム
多数の科目の中でどれを履修していけばよいのかを学生に示すために、履修プログラムを準備しています。これらのプログラムは、相互に関係の深い授業科目をまとめたもので、学生自らの興味や志望に応じて系統だった学習を可能にする「おすすめメニュー」です。
なお、プログラムの履修は卒業要件ではありません。