令和5年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」 体育教育科目

「学習成果実感調査」についての分析結果

令和5年度春学期のアンケートの対象科目数は17科目であり、実施科目数は17科目、実施率100%であった。また履修者数1,216名のうち、回答者数は536名であり、回答率は44.1%であった。回答率の比較では令和3年度38.5%、令和4年度34.7%であり、令和5年度は9.4%(令和4年度比較)の上昇が確認された。このことからも依然回答率は低いものの、回答率の上昇がみられたことから、今後更なる学生への周知により回答率の上昇を確保する必要があると考えられる。
また履修希望者は依然として実技科目の多くで定員数を上回っている状況であることから、今後の動向を引き続き注視しつつ、更なる対策を講じる必要があると考えられる。
一方、受講生の体育教育科目の評価は概ね好評であり、大学で学ぶ意欲の高まり、科目の満足などのアンケート項目では高評価を得られていることから、各科目担当教員の授業資料、運営方法の工夫によりこうした評価が反映されていると考えられる。
また体育教育科目を受講した理由で最も多かった回答は講義内容であったことから、過去数年のコロナ禍の状況下で受講生の体育教育科目への期待が非常に高かったと推察される。
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