京都産業大学 卒業生の声

経営学部

日本ハム株式会社

片山 真衣さん

2019年 経営学部 卒業

Keywordsメーカー、総務、マーケティング

開発営業で大ヒット商品を開発!新たな挑戦の場を求めて異動を希望し、別の視点で仕事に取り組む

入社してから4年間は営業職として、大手コンビニエンスストアのPB(プライベートブランド)商品*の開発・営業を担当。バイヤー様から要望や課題をヒアリングし、自社工場と連携しながら、レジ横のホットスナックなどの提案・開発に携わってきました。自分が直接関わった商品が大ヒットし、大きな達成感を得られたことで「新たな仕事に挑戦したい」という意欲が沸き、総務部への異動を希望しました。
現在は株主関連業務をメインに、株主様向けのイベントの企画・運営、株主総会の招集通知の手配や会場のセッティング、株主優待のカタログ作成や発送準備などを行っています。
社会の動きや需要を分析して新たな企画につなげるのは、営業も総務も同じ。仕事の先には常に「消費者」というエンドユーザー様がいます。多くの人が「食べる喜び」を感じられる社会の実現を目指し、日々の仕事に取り組んでいます。

*PB商品
従来、商品の開発や製造を行わない業態の小売店や流通業者、卸売業者などが、自ら開発・製造を手がけ、独自に展開している商品

大学の学びを生かし、株主様にアプローチしていく

大学では経営学やマーケティングなどを幅広く学んでいました。ビジネスコンテストの出場、キャリア形成支援教育科目「O/OCF-PBL」での大手企業の課題解決にもチャレンジして、市場分析・戦略立案の実践スキルも鍛えました。SWOT分析や3C分析の手法を身に付けていたこともあり、入社当初から仕事に生かすことができました。さまざまな学部の人と学び合う中で磨かれたコミュニケーション力や協働力も、仕事の土台となっています。
今も誇りに思っているのは、入学時から掲げていた「試験のための勉強ではなく、将来につながる知識を身に付ける」という目標を達成できたことです。経営学は理論を丸暗記するだけでは不十分で、現実で実践して初めて理解を深められる学問です。何度も先生に質問したり、友人と教え合ったりと勉強に打ち込み、目標を達成できただけではなく、経営学に関する理解を深めることができました。目標に向けて学修に取り組み、得た知識が、現在の私の糧となっています。

当社は加工事業のほか食肉事業も展開しており、商品やグループ企業も多数あります。株主様にもっと日本ハムを知ってもらい、好きになってもらうにはどのように働きかけるべきか。世の中の動きや株主様の声を分析していけば、次につながるアクションが見えてくるはずです。今後は総務という立場から、当社の魅力を株主様にどんどん発信していきたいです。

日本ハム株式会社

在学生へのMessage

私が思う京都産業大学の一番の強みは「ワンキャンパス」です。たくさんの交流を通して、思いも寄らない視点や価値観に出会い、自分の引き出しも増えるからです。私自身、共通教育科目の授業などを通じて、他の学部にも多くの友人ができ、考え方も豊かになりました。
社会人になって改めて感じるのは「時間は宝」ということ。チャレンジしたいことがあれば、ぜひ一歩踏み出してほしいです。悔いのない大学生活を送れるよう、今を全力で頑張ってください!

※掲載内容は取材当時のものです。

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