京都産業大学 卒業生の声

経営学部

株式会社みずほ銀行

菅 彩千子さん

2014年 経営学部卒業

Keywords金融、銀行

金融関係のプロとしてお客様のお役に立ちたい

入行から4年目を迎えた私は、現在お客様サービス課の一員として、口座開設や住所変更など窓口の行員が受け付けた業務の検印などを担当しています。私が確認を終えるまでお客様をお待たせすることになるのでプレシャーもありますが、責任ある業務を任されていることに喜びを感じています。最もやりがいを感じられるのは、やはりお客様と直接向き合う相談業務です。とくに相続などについての対応には時間がかかり、お客様に何度も足を運んでいただくことも。できるだけお客様の負担を少なくしようとする中で役立っているのが、在学中に身につけた「相手の思いを汲み取り、適切に提案する力」です。とくにゼミ活動におけるフィールドワークやプレゼンテーションを行う中で修得したこれらのスキルは、お客様へのきめ細かなサービスにつながり、「説明がていねいでわかりやすかった。本当にありがとう」といった言葉をいただいています。

研究活動での学びを最適なサービスの提供に活かす

在学中は「会計とは何か」という会計学の本質を理解することに努め、財務諸表の見方はもちろん、世の中のお金が個人あるいは法人でどのように動くのかまでをしっかり学びました。そんな私が金融の分野をめざしたのは、1年次の秋ごろ。おじやおばが銀行に勤めており、身近に感じることができたことがきっかけです。会計についての奥深い学びは、就職活動において私の強みとしてアピールできました。2年次からのゼミでは「企業が存続・成長するための戦略」をテーマとする研究室に入室し、まずは戦略論や組織論といった基礎を理解。3年次には京丹後市の町おこしを目標に「新名物づくり」に挑戦しました。このビジネスプランを作成するにあたり、どのような製品やサービスをどういったお客様に、どういうしくみで提供するかを討論。論理的思考力と口頭表現力が養われたほか、京丹後市に住まう人々の立場に立って考えることにより、みずほ銀行の行動の基本である「お客様を第一に考える」ことの本質を体験的に理解できたことが、日々の業務で活かされていると実感しています。

株式会社みずほ銀行

在学生へのMessage

私は在学中、京都産業大学の学生を中心に活動する「よさこいサークル『京炎そでふれ!咲産華』」に所属していました。活動自体も楽しかったのですが、今になってみると、ふだんは接点が無さそうな他学部の学生と友達になれたことが良かったですね。外国語から情報系、理数系の学生との会話は刺激的で、その時に教わった知識は窓口業務での話題にも活かせています。いろんな考え方の人と出会いを求める方には、1キャンパス10学部の本学は最高の環境です。

※掲載内容は取材当時のものです。

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