社会安全・警察学研究所 5月研究会(RISTEXプロジェクト関連)

3月、4月研究会に引き続き、児童虐待事案をめぐる警察と児童相談所における連携上の課題についてお話を聞くために、3人の横浜市児童相談所関係者(清水孝教氏(前同市北部児童相談所長)、岡聰志氏(前同市南部児童相談所長)及び竹内敬一郎氏(同市中央児童相談所虐待対応・地域連携課担当係長))をお招きし、5月19日に「警察と児童相談所との情報共有と連携について」と題して、研究会を開催した。

警察との関係では、連携の現状とともに、児童相談所の側から見た問題点(捜査が行われると警察からの情報が入らず、対応や子どもの支援に困る場合があること等)、検察を含めた三者協同面接実施上の課題などについて、お話をしていただいた。合わせて、臨検・捜索事例から学んだこと、並びに6歳女児死亡事例の教訓としての「自治体間の連携と情報共有」などに関してもお話しいただいた。

会場には警察関係者、大学関係者が参加し、参加者から児童相談所と警察の連携について、横浜市児童相談所の先駆的な取り組みに関しての質問がなされた。

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