研究テーマ
高校生に向けた研究内容の紹介
里山や農地など、人々の暮らしと自然の関わりの中で成立してきた二次的自然環境を対象に、地域内資源循環や伝統的作物の保全など、幅広いテーマに取り組んでいます。制度や社会システムが上手く機能していくためには一般の人々の理解や協力が欠かせません。持続可能な地域づくり向け、アンケートなど社会調査手法も用いながら、人々が受け入れられる実現可能な方策の模索に取り組んでいます。

ゼミ/卒業研究の紹介
ゼミでは、学生がそれぞれ興味ある分野について自らテーマを設定し、自主的に取り組んでいます。研究室内で社会統計解析や地理情報システム解析を行うだけでなく、フィールドに出て、インタビュー調査や植生調査のような社会・自然生態系調査を行いながら、日々研鑽しています。年1回のゼミ合宿では、4年生が中心となって行先や共通テーマを設定し、現地調査も行っています。

プロフィール
高校生へのメッセージ
ゼミナール/研究室のテーマ
地域の食農システムはどのようであり、いかにあるべきかを考える

研究室として掲げているテーマは、「持続可能な地域づくりに向けた、地域資源の保全・活用」です。具体的には、「地域の伝統野菜や農産物の価値をどう高めるか」、「資源を地域内で循環させるにはどんな仕組みが必要か」といった問いに対し、生産・消費フローや地域特性、人々のむすび付きも踏まえて研究しています。環境について、自然的側面からだけではなく、社会的側面からも探究できる研究室です。
特長は、アンケート調査や文献調査などの手法と、数量的なデータをデジタル地図上に重ねて視覚化するGIS(地理情報システム)や社会統計解析を組み合わせて研究を行う点です。学生は興味に応じて自由にテーマを設定し、主体的に研究に取り組む中で、食・農に関する専門的な知識を身に付けながら、多角的な視点で考える力や情報分析能力を修得することができます。
また、植生調査やインタビュー調査といったフィールドワークも盛んに行っています。実際、京都の伝統野菜を収穫したり、年に1度ゼミナール合宿を開催したりしています。近年のゼミナール合宿では北海道を訪れ、北海道大学の植物園での観察学修や、札幌市のマルシェについての調査活動などを行いました。さらに、チューリッヒ大学や和歌山大学との共同研究など、学外の人と交流する機会も多くあります。
そんな多彩な経験を通して、能動的に行動する姿勢とチャレンジ精神を養うことができ、持続可能な地域づくりに貢献できる人材へと成長できます。